成長した姿に涙の卒業式。離島の学校。

こんにちは、晋作です。

本日3月13日、竹島小中学校の卒業式がありました。
胸が熱くなりました。

 

 

みんなが見守る卒業式。

参列者は都合が合う島民みんな

卒業生は小学校1人、中学校1人。

わたしも中学の卒業式が1人でした。
もう20年前か…。

なんて思ってる間に、卒業生入場

先生の後をついて小学卒業生、中学卒業生の順で堂々とした入場。
そして式が進められていきました。

いくつになっても辛い、偉い人の長い話が続く祝辞など。

卒業証書授与。

卒業生からの記念品。

記念品は “インスタ映え賞 トロフィー”
最近学校で取り組み始めたInstagramで毎月選ばれる賞です。
ぜひフォローを。
竹島小中学校公式Instagram、スタート!

キャラクターは子どもたちの意見を聞いて、先生が描いたそう。
上手。

 

 

少人数だからこそ得られるもの。

この日一番心に残ったのは、卒業生たちの言葉

今年の卒業生は小学、中学どちらもしおかぜ留学生
2人とも親元を離れて島で過ごしています。

島に来たきっかけは、どちらも明るい理由ではありませんでした。

「最初は1学期だけ過ごして、帰るつもりでした。」

そんな言葉も。

でも、島で過ごす日々が彼らに変化をもたらしました。

島では全員が顔見知り。
いろんな世代と関わります。

児童生徒数が少ないため、1人1人と向き合う時間も多くなります。
また、それぞれに責任ある役割が生まれます。

「児童生徒の役員になったことで、”このままじゃだめだ” と心のスイッチが入りました。」

「島に来る前は自分のことばかり考えていましたが、周りのことを思いやれるようになりました。」

自分で自分の内面の成長をはっきりと自覚できるってすごい。
それを自分の言葉で堂々と発表していました。
すごく立派でした。

彼らといつも近くで関わる人たちが、真剣に向き合っていたからこその今日。
涙が溢れていました。

竹島は高校がないので、中学を卒業すると、島を離れます。
しおかぜ留学生ということもあり、中学を卒業した彼は明日、島立ち。

新しい環境でもがんばって!

GO!MISHIMA!!

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。