【令和元年 第4回 条例改正など】三島村の財政は健全?

こんにちは、晋作です。

9月の議会報告、第5 弾です。

【令和元年 第4回 一般質問】やらかしました~。

【令和元年 第4回 専決処分】補正予算と工事契約の専決処分!

【令和元年 第4回 決算認定 その1】予算の使い方に問題がないかチェック!!

【令和元年 第4回 決算認定 その2】予算の使い方チェックの続き!!

 

今回は条例改正や、財政が健全かどうかの報告。

なんだか拒否反応がでる言葉がいっぱいですが…。
拒否せず読んでくださいませ!

 

 

令和元年度 国民健康保険 特別会計 補正予算

国民健康保険のシステム改修のため、予算を補正。

承認。

 

 

船舶使用料条例の一部改正

消費税が10%になるので、フェリーの料金が10月1日から値上げ

旅客運賃

1等:7,200円 → 7,330円
2等:3,600円 → 3,660円

改定後の運賃はこちら。

 

 

令和元年度 一般会計補正予算

一般会計の補正予算今回の議会で2度目の登場。

1度目は選挙のため、専決処分で補正したという内容でした。
【令和元年 第4回 専決処分】補正予算と工事契約の専決処分!

今回は専決処分じゃないので、議会の認定が必要。

内容は

  • プレミアム付商品券関連
  • 人件費
  • 庁舎などの維持費
  • 学校の改修費

など。

プレミアム付商品券
消費税が増税になるので、家庭への負担を減らすためにお得な商品券を発行。
条件に当てはまれば、最大2万5千円分の商品券を2万円で購入できる。
詳しくはこちら
内閣府 プレミアム付商品券

利用できるのは、「市町村内の幅広い対象店舗」
三島村の幅は…、狭いなぁ。
ていうか使えるとこあるのか…。
竹のいえも申請してないしな~。

三島村は事業にかかる経費を配ってくれた方がいいですね。
そういうわけにはいかないけど。

 

 

平成30年度 財政健全化判断比率

なんだか難しいのがでてきました…。

財政健全化判断比率
自治体の財政が大丈夫かどうかみるための指標。
基準より危なかったら、早めに対応、または財政を再生する。

指標は4つ。

  1. 実質赤字比率
  2. 連結実質赤字比率
  3. 実質公債費比率
  4. 将来負担比率

またまた難しい単語が…。
簡単に見ていきます。

※1 一般会計と、特別会計の普通会計(公営事業会計以外の会計)
※2 その自治体の、標準的な収入の金額(税収入と、普通交付税)
※3 赤字じゃないので、数値なし
※4 将来一般会計などで返済する金額が、標準的な収入の3.5倍以上あったらヤバい
(三島村は一般会計などで返済する金額なし)

こう見ると三島村は健全な財政状況に見えます。

が、財政力指数では0.05と全国で最下位

財政力指数
必要な経費をどれだけ自主財源でまかなえてるか。
1.0だったら、自主財源だけで運営できているということ。

三島村は必要な経費のうち、自主財源でまかなっているのが5%。
ほとんど交付税に頼り切っています。

健全なようで、日本一弱い財政力なのです…。

 

 

平成30年度 資金不足比率

資金不足比率
公営企業(下水道事業や病院事業)がどれくらい資金不足(赤字)かの割合。
20%になると早期健全化の対象に。
事業ごとに経営がうまくいってるかみるための指標ですね。

公営企業
公営事業のうち、自治体が経営するもの。

三島村が比率を提示した事業は

  • 船舶交通事業
  • 国民健康保険
  • 介護保険
  • 後期高齢者医療
  • 介護保険(介護サービス)
  • 特産品焼酎事業

本来なら下水道事業や病院事業などが該当し、国民健康保険などは公営企業にはならないみたいですが。

どの事業も、資金不足はなしでした。

 

 

物品売買仮契約の締結

高額な物品を購入するにあたって、議会の議決を求めるもの。

今回は農業用機械。

承認。

 

 

三島村税条例の一部を改正する条例

10月1日からの増税にともなう、条例の変更。

「条例を改正する条例」ってのがまわりくどいですね。

10月から自動車の税金が一部変更になります。
変更の概要についてはこちらの記事

日本赤十字社所有の軽自動車に対して非課税にする条例があります。
その範囲を広くしますよ、という改正。

承認。

 

 

以上、ここまでがもともとあった議題です。

次回は、「追加日程」(追加の議題)について。
次で最後です!

GO!MISHIMA!!

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。