三島村の生命”船” 「3代目みしま」、最後の航海。

こんにちは、晋作です。

本日 2020年5月18日、三島村の生命 “船” として19年間島の生活を支え続けたフェリー「みしま」が、最後の航海を終えました。

就航したのは2001年4月

「みしま」という名前では3代目のフェリーでした。

次の買い手が決まっていますが、「みしま」としては最後の航海。

各島のみんながお見送りをしました。

 

 

雨を呼ぶフェリー

「みしま」の印象は、“雨を呼ぶフェリー”

入港するとなぜか雨が降るんです。

そして出港すると雨が止む

今日もしっかり雨でした。

しかも、土砂降り!!

最後だからか、景気よく降りました!

 

 

島民総出でお見送り

荷下ろしなどの作業が終わって、出港するころには止んでいました。

お別れをしに、島のみんなが勢ぞろい。

雨が止んでくれたおかげで、ちゃんとお別れできました。

 

 

「みしま」の思い出?

入港前、お見送りにきていた島のおじいちゃんにインタビュー

おじいちゃん
「やっぱり思い入れがあるから寂しいね~。」

わたし
「このフェリーの思い出って何かある?」

おじいちゃん
「老人が寝るところで、○○婆と△△爺たちと話をしてたね~。
 ○○婆が島で亡くなった時はびっくりしたね~。」

わたし
「ん?○○婆が亡くなったのって、今のフェリーの出来る前じゃない?」

おじいちゃん
「○○婆が亡くなった時、□□おじが呼びに来て…」

 

脱線してきたので、インタビュー終了。

船そのものだけじゃなく、そこで過ごした親しい人との思い出も詰まった「みしま」。

新しくなっても、その記憶は受け継がれているということですね。

 

19年間ありがとう。

次の航路でも、いろんな人の思い出を作って欲しいです。

 

新しい船の就航は、5月20日

楽しみです。

GO!MISHIMA!!

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。