竹島の子どもたち × 離島キッチン の “ハマギプロジェクト” 始動!

こんにちは、晋作です。

先日落雷で島中の家電製品に被害が…。
今日も大雨・雷ときどき停電でヒヤヒヤしながら書いております。

 

今回は竹島の学校の新しいプロジェクトを紹介します!

 

その名も “ハマギプロジェクト”!

 

日本ジオパークである三島村の学校に新設された “地球(ジオ)科” という授業の一環です。

 

全国の離島の食材を扱う 離島キッチン” さんの協力で実現!

 

1つずつ紹介していきますね。

 

 

“ハマギ” とは!

ハマギっていうのは竹島での呼び名

正式名称は “ボタンボウフウ” です。

 

「1株食べたら1日寿命が延びる」と言われるほど栄養豊富な植物

1株って結構な量だし、たぶん寿命伸びないので毎日食べようとしないでくださいね。

 

このハマギが竹島にはいたるところに自生してます。

島では “ハマギの天ぷら”定番料理

 

ところが、昔からするとだいぶ量が減ってきています。

採取するのに、栽培や整備してないからしょうがないですけど…。

 

飲食店からも評判がよく島の郷土料理の材料であるハマギ。

このまま放置すれば、さらに減っていってしまいますよね。

 

筍もそうだけど、こういう島の恵みは地域にとって大事な存在

ハマギに限らず、島にある魅力を存続させていくのは大きな課題です。

 

 

地球(ジオ)科って?

ジオ科は地球、つまりここでは竹島を題材として総合学習を行う科目。

教科書の内容を教室で学習するだけじゃなく、自然や歴史、文化を調べて学ぶ。

 

島という特別な環境を活かせる科目ですね。

ジオ科ができる前から、島の環境を活かした学習に取り組んでいた竹島の学校。

さらにいろんな取り組みができそうです!

 

6月には1回目のハマギの収穫

三島村役場から農業指導員の西岡さんと、ジオパーク担当の増野さんが来島し、指導してくれました。

暑い中での収穫で大変だったかな?と思いきや、子どもたちからは

  • 楽しかった!
  • もっと採りたかった!
  • 新芽を探すのが宝探しみたいだった!
    (竹島では新芽だけを食べます)

という前向きな感想が。

 

西岡さんや増野さんからハマギについて教わり、「勉強になった!」という声も。

「他の地域にもあるのかな?」という疑問、興味もでたようです。

 

そして、収穫したハマギは東京の離島キッチンさんへ!

 

 

離島キッチンの協力で実現!

全国に4店舗を展開する離島キッチンさんで、 料理として提供してもらいました。

離島キッチンの田中さんは三島村の “地域おこし企業人” で、昨年度は店舗で三島村フェアも開催!

今回のプロジェクトのきっかけも発案してくれました。

地域おこし企業人についてはこちら

 

大名筍も毎年取り扱ってくれています!

お世話になってます!

 

次回の記事で触れますが、島の外の協力者がいることで学べる幅がすごく広がります。

それも含めて、このプロジェクトの面白いと思うところを書く予定…、いや書きます!

 

(ハマギ提供中の離島キッチンの店舗)

  • 日本橋店:ハマギの天ぷら
  • 札幌店:ハマギの春巻き
  • (神楽坂店:売り切れで提供終了!)

※売り切れの場合がございますので、食べてみたい!という方は店舗へお問い合わせをお願いします!
離島キッチン日本橋店 03-6225-2095
離島キッチン札幌店 011-374-7233

 

美容効果が高いといわれるハマギ。

ぜひこの機会に食べてみてください!

GO!Ritokitchen!!

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。