法政大の学生実習をご案内しました

By 2014年5月14日イベント

2014/5/12-14
法政大地理学科の先生&学生さん11名が実習に来てくださいました。
例によって行きの船から解説をスタート。村ではこんな科学研究行われてまっせ、それを活かしてこんなこと企ててまっせ、をご紹介。

硫黄島では、素敵すぎる海巡検を今回も実施。

 

海から陸からアカホヤ噴火にまつわる露頭を攻めたて、7300年前の大噴火の映像を頭の中にイメージしてもらった。「山がまるごとぶっ飛んでこの崖ができたときの噴煙、熱、地震、轟音、、想像してみ?」

 

最終的に学生さんから「火山ヤベえ」「私の中でディズニーランド超えました」の感想をもらった時には渾身ガッツポーズを心の中でキメました。地層という証拠からそんな爆発があったことが読み取れるんだよっていう、観察+論理の積み上げの面白さを伝えたい、という裏目標を掲げてみてたけど、どのくらい伝わったんだろう。

大岩根尚

About 大岩根尚

宮崎生まれ。大学時代から地質学・海洋地質学を専攻し、2010年に東京大学にて環境学の博士号を取得。卒業後は国立極地研究所に就職し、南極観測隊として南極の調査に参加。2013年10月より三島村の地球科学研究専門職員に転身し、村のジオパーク認定に尽力した。2017年4月より三島村の硫黄島に移住し会社を設立。教育、人材育成にもフィールドを広げ活動中。