もしも、離島で夜間に急患が出たらどうするの?

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こんにちは、晋作です。

三島村には病院がありません。
診療所に看護師さんが常駐してくれていますが、設備も限られているので急患の場合はドクターヘリが飛んできてくれます。
ドクターヘリが飛べない場合は、防災ヘリが飛んできてくれるとのこと。

でも、夜間はドクターヘリも防災ヘリも飛べないそうなんです。

じゃあ、夜間に急患が出たらどうするのか?

 その場合は、「自衛隊のヘリ」が出動してくれます。
今回は夜間のヘリ離発着訓練の様子を紹介します!

着陸の準備!

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ヘリが着陸するのは体育館のグラウンド。

まずは、風の強さを見るための「吹流し」をとりつけ、専用のライトを点灯。
そして、暗くても分かるようにするため、着陸場所を囲むようにライトを設置します。

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こんな感じでコードで繋いでいきます。

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あとは、ヘリからの無線連絡を待ちます。

待っていると、明るかった空はすっかり夕焼け空に。

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きれい。

ヘリの着陸!

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ヘリからの無線が入りました!
一旦場所を確認してから着陸するとの事。

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ヘリがやってきました!

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すごい風圧!
着陸したら、すぐに飛び立ちました。

今回の訓練では2機のヘリが離発着していきました。

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いざというときに病院がないのはやっぱり不安ですが、万が一のときに対応できるよう、定期的にこういった訓練が行われています!

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。