「アイランダー」島民レポートシリーズ:竹島 下茂礼子さんより

By 2015年12月19日離島ブログ

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こんばんは。竹島で牛飼いをやっています、下茂礼子です。

アイランダーレポート、種子島シリーズ勝手に season 2 ! ということで、種子島についてレポートします。

天気がよいと、竹島-鹿児島間の船上から見えることもある種子島。 私も1度行ったことがありますが、 アイランダーに参加してみて、改めて種子島の全国的な認知度の高さに脱帽しました!

三島村の様に「鹿児島県の~三島村でぇ~っす‼」と叫ばなくても種子島 = 鹿児島県っていう暗黙の了解みたいなのがありますね。種子島は皆知ってる!

なんと言っても観光のメインはロケット基地!

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それとサーフィン!

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勿論ほかにも素晴らしい自然と出逢えるのが、種子島の良いところですね。

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種子島の抱える問題は?

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種子島は年間約20万人もの観光客が訪れるそうです。

しかし、そんな華々しさの裏にはやはり問題もあります。

それはどこの離島でも同じ、人口の減少です。

種子島では毎年約 100 人くらいずつ減少しているのだとか。 これは切実ですね。三島村だったら 4 年も持ちません (笑) !

そんな種子島の今後に向けた対策として、来年度光回線を導入することになったそうです。(三島村はすでに全世帯導入済!えへん!)

種子島には大型電器店や、コンビニ、ファミレスまであります。

一方で私の住む竹島には自動販売機が1つだけ。お店はありません。

でも住めば都とは良く言ったもの‼慣れてしまえば無いのが当たり前になって知恵を出すし、支え合う。電車や、車の音や慌ただしく行き交う人の声ではなく、風の音や眩しく射す日の光で目覚める島の朝が大好きです。

慌ただしくても何でもそろって便利なのと、不便だけど静かで温かいのと、皆さんはどっちがお好きですか?

なんか話逸れましたが、とにかくこれからも同じ鹿児島県の離島として、悩みも共有しながらお互い離島の活性化に繋げられたらいいなと感じたアイランダーでした。

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写真は中種子役場の職員さんに頂きました。ご協力ありがとうございました!!

大岩根尚

About 大岩根尚

宮崎生まれ。大学時代から地質学・海洋地質学を専攻し、2010年に東京大学にて環境学の博士号を取得。卒業後は国立極地研究所に就職し、南極観測隊として南極の調査に参加。2013年10月より三島村の地球科学研究専門職員に転身し、村のジオパーク認定に尽力した。2017年4月より三島村の硫黄島に移住し会社を設立。教育、人材育成にもフィールドを広げ活動中。