3人の新しいお友達!三島村 竹島の入学式。

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こんにちは、晋作です。

本日、4月6日は三島村の各地区で入学式!
なんですが、竹島は新しく入学する子供はいない予定でした。

子供がいない学年があると、教員の数も減ります
5人転出したのに、今年度は2人しかきておりません…。

人口80人の島にとってこの減少は痛い。

ところが、三島村で行っている山村留学「しおかぜ留学」で、3人の新しい子供たちが!
そのうちの1人が新しく中学1年生になるということで、入学式も行うことができました!
新しい友達ができて子供たちも嬉しそう!

教員もあと2人来てくれるそうです!

そんな経緯で行われた竹島の入学式の様子をお届けします。

 

新入生、入場!

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今年度新しく転入してきた先生と一緒に新中学一年生が入場。
みんなが拍手で迎えます。

式の前半は校長や村長から式辞やお祝いのことば。
いくつになってもかしこまった長い話は苦手です…。

そんなダメな私と違い、しっかりと前を見据えて話を聞く子供たち。

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りりしいですね。
先輩中学生からの歓迎のことばも、中学生とは思えないほどしっかりとしていました。

保護者あいさつをされたのは、しおかぜ留学生のお母さん。

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もともとフェリーの予定は、

4月5日 鹿児島港→三島村
4月6日 三島村で1泊
4月7日 三島村→鹿児島港

という航路で、入学式の後は1泊できるはずでした。
しかし、天候が荒れてくるということで急遽今日(4月6日)に鹿児島港へ出航することに。

離れ離れになるしおかぜ留学生の親子にとっては一緒にいられる時間が短くなり、寂しかったでしょう。
あいさつの一言一言にすごく気持ちがこもっているように思えました。

いろんな人の思いを受けて、新入生が退場し、入学式は幕を閉じました。

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親元を離れて暮らすのは、やっぱり寂しいと思います。
自分の子供が…って考えたら、ちょっとうるっときそうでした。

でも、島には他ではできない楽しい出来事がいっぱいあります!
人数は少ないけど、それだけ仲のいい友達もできます!
大人もみんな家族みたいなものです。

たくさん楽しい体験をして、いい思い出をつくってね。

 

入学式はなんとか行われましたが、人口減少はかなり深刻な問題になってきました。

児童生徒数12人のうち、しおかぜ留学生が6人。
教員の子供が4人。
ということは、教員を除く島の住民の子供は2人

本当に真剣に移住について考えなければ、近い将来島から人がいなくなることが現実味を帯びてきました。
留学生が半数というのはかなり差し迫った状況です。

行政は住民の声を聞き、住民は行政に任せっきりにせず、外部の人の協力も得て、みんなで連携していかなければ。

三島村、来た人みんなが好きになってくれる、本当にいい所です。
もっとたくさんの人に好きになってもらって、人を増やして今より楽しい村にしていきましょう!

GO!MISHIMA!!

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。