こんにちは、片泊小中学校の長谷川です。
5月19日木曜日に片泊小・中学校では芋の苗植えが行われました!
子供もお年寄りも一緒になって、くわをもって耕し、苗を植えてゆきます。
この行事はとても大切な行事だと考えています。
学校教育は知識偏重で子ども達は体験が不足し,頭でっかちになりがちで,それを改善しようと多くの方々ががんばってきました。
しかし片泊の子ども達はそんなことはないでしょう!
自分で育てた食物を芋会食や給食で自分で食べます。
実感として自分も地球の一部であり,地球を守らないと自分達も生きていけないことを学んでいます。
作業を通じて伝えられる、大事な気持ち。
また、おばあさん達とのふれあいも、この行事の大切な一面です。
おばあさん達は心やさしい人たちでまるで自分の孫と触れ合うように児童・生徒と接してくださいます。
日本の多くの地域で失われてしまった地域のつながりが、ここでは強く生きています。
おばあさん達はうねのつくり方や苗の植え方を教えてくださいました。
大げさかもしれませんが,世代間の知恵の伝承がここにはあります。
このようにして片泊では自然にお年寄りに対する尊敬の気持ちとお年寄りを大切にする気持ちが育まれます。
私達が今,豊かな暮らしをできるのはお年寄りが今まで頑張ってこられたお陰です。
こういうふれあいが多いからか、片泊ではお年寄りを大切にする児童・生徒が自然と育っているようです。
また,お年寄りを大切にする社会になることを願っています。
私達もそのうちにお年寄りになる身として、子供たちを見習いたいと思います。
片泊小・中学校ではしおかぜ留学生を受け入れています。ご興味のある方は三島村役場までお問合せ下さい。