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メリークリスマス!

こんにちは、晋作です。

嫁と息子が鹿児島市内へ行くということで、私も船に揺られています。
だって、一人のクリスマスは寂しいから…

ただ、時化てるし、満員でなかなか辛い航海です…。

 

今三島村には、宮城県から全国を自転車で旅している千葉さんという人が滞在しています。

硫黄島で5泊し、現在竹島でキャンプ中。

初日にキャンプをする場所を手配した時に世間話をした流れで、後日インタビューさせてもらいました!

 

温泉発見か!?「赤崎」へ。

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千葉さんが昨日赤崎へ行った所、温泉が湧いているんじゃないかと思われる場所があったとのこと!!

それは確認せねば!!

ということで、千葉さんと一緒に赤崎へ!

入り口から中に入って行くと、

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竹のトンネル道。

千葉さんの後ろ姿、絵になりますね〜。

途中には「まんのはの団子」でおなじみの「月桃」がたくさん。

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10分ほど竹の道を進むと赤崎に着きますが、私もこの道を歩くのは10数年ぶり!

泳ぐことはちょくちょくあるんですけどね。

 

何もないと思ってた竹島ですが…?

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ジオパークで知ったいろんなこともそうですが、住んでいながら知らないことが多いなと気付かされます。

植物や動物が好きだという千葉さん。
いろいろ教えてくれました。

これは「ハマナタマメ」。

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でかい!
こんど食べてみよー、と思ったんですけど、有毒らしい…(熟したら?)。

でも、おしりが痛い皆さん、痔に効くらしいですよ!

また、となりのウツン崎の川には「プラナリア」がいたそうです。
これは、2つに切ったらそれぞれが再生して2匹になるというすごい再生能力がある生物。試してみたい…。

プラナリアが生息しているということは、とてもきれいな水質であることの証拠だそうです。

他にも、見たことのない赤いキノコなどを見つけたということで、写真を見せてくれました。

「竹島(三島村)はすごく興味深いものがたくさんあるよ」という言葉に説得力がありました。

 

赤崎に到着!

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竹の道を通り抜けると、そこは竹島の中でも一風変わった海岸。
高麗芝が自生していて、中央には川。

すぐ隣にあるウツン崎に似ています。

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ここも探せばプラナリアいるかも!

 

温泉は!?

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温泉を確認したのは波打ち際だったとのこと。

行ってみると、大時化…。

残念ながら確認できませんでした。

ただ、その近くに立っていると、温かい風が。

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引き続き調査します!

 

千葉さんが思う、地方の課題

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千葉さんに三島村についてお聞きしました。

「硫黄島のダイナミックな風景は、日本のいろんな所を見てきましたけど、ここでしか見れないすごい風景です。
また、竹島は菊目石などの珊瑚礁、綺麗な色のウニ、動植物の種類が豊富ですごく興味深いです。
これだけ手つかずの大自然が残っているのは、素晴らしいと思います。

ただ、どこの地方にも言えることですが、食料や物資を外に頼っているところは課題点だと思います。
地元で食料や物資を生産し、サイクルさせることがそこの魅力になると思うし、強さになると思います。」

確かに、そこでしか食べられないものがあればそれは売りになるし、外に頼っていると万が一交通の便が途絶えたらとても困ります。

地元の資源を見直していく必要があるなと考えさせられました。

最後に千葉さんは

「温泉が出たら、入りにきます!」

と笑いながら話してくれました。

温泉ができたら「千葉温泉」に決まりですね!

千葉さん、ありがとうございました!

Author しんさく

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。 2019年~2023年 三島村議会議員 2024年 「竹のいえ」の新事業としてお店の隣に宿をオープン。

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