こんにちは。大変ご無沙汰?してます、ひさしです。
先日、久しぶりに竹島に調査に行きました。調査の目的は土壌の採取。つち、です。
「竹島の竹はいつから生えていたか?」という研究テーマのために、つち、持って帰ります。
わざわざ神奈川から来てくださった井上先生のお供で今回は参りました。
たまたま一緒だったボランティアツアーの皆さん。
奥が井上先生です。
先日のこの記事にあったタケシマヤツシロラン。枯れた竹が倒れて埋没したものに生えたカビに根っこを下ろして、それから栄養をもらって生きているのだそう。
ということは、竹もカビもなくては生まれなかった生き物なのかな?あれ、そもそも竹島の竹っていつから生えてたんだろう?ということで、調査が始まりました。
調査のターゲットは「植物珪酸体」。
なんか難しいのでてきましたね。草むらに入ったときに、植物の葉っで腕とか切ることありますよね。あれって、葉っぱの縁に爪みたいな硬いやつが並んでるからなんです。その爪みたいな硬いやつが「植物珪酸体」というやつです。
実はこの植物珪酸体、植物の種類によって形がちょっとずつ違うのです。ということは、珪酸体をみれば逆にどの植物が生息していたかがわかるという優れもの。そこで井上先生は、土を取ってきて、どの深さから最初の竹の証拠が見つかるか、を調べようとしています。
まあ、そんな感じですが、作業は地味です。笑
シャベルで土を採る。
採取した土。
下の方の土壌サンプルから順に番号書いてならべ、諸々記録してお持ち帰りとのこと。
分析結果、お待ちしておりまーす!!