こんにちは、晋作です。
半年間の東京研修で書き残した記事も最後になってまいりました。
今回は2月8日~10日に行われた「ててて見本市」のレポート。
「ててて」っていうのは、『作り手』『伝え手』『使い手』という三つの『て』を繋いでいくところから名づけられたそうです。
先日書いた記事の東京ギフトショーと一緒で基本的には関係者だけが入場できます。
研修をしてくれていた萩原修さんに招待状をいただきました!
「ててて見本市」、誘ってくれた研修仲間の藤田一輝くんと一緒に行ってきました!
全国から逸品が大集合!
開場直後に行ったんですが、すでにものすごい人!
面白い商品がいろいろありました!
例えば上の写真は、「すずがみ」というもの。
錫(すず)という金属なんですが、まるで紙みたい!
コースターにしたり、器にしたり!
なんと鶴まで折れちゃう!!
実際に触らせてもらったんですが、金属でこんなことできるなんて、新体験…!
鹿児島からはかわいいデザインのお茶屋さんが!
すすむ屋茶店さんは東京にも店舗をもつお茶屋さん。
鹿児島はお茶がいっぱいとれるんです。
生産量は静岡につぐ2位!
それからこちらは「木」の器を作っているGOLD CRAFT。
萩原さんの研修中にお会いしたデザイナー 大友学さんがディレクションを行っているもの。
この器、木なんですけど汚れや水気にすごく強いとのこと!
デザインもシンプルでいろんな料理に使えそうです。
偶然の再会!!
そんな感じで見て回ってると、「山形」という文字が。
そして、ブースを見ると知っている人が!
それはリペア家具デザイナーの須藤修さん!
初めてお会いした時の様子はコチラ
話題のリペア家具デザイナー 須藤修さんに会いに行ってきました!
人の繋がりで出会えて、この短い期間で全く別の人の繋がりで再会できる。
人の縁って面白いですね。
ものづくりを通して山形の魅力を伝える活動をされている須藤さん。
いろんなものが展示されていました。
そのうち一つはこちら「お鷹ぽっぽ」。
山形県米沢市に伝わる木彫玩具で農民によって彫られていたらしいです。
そして妖しく光る包丁。
約660年前から受け継がれる山形の打刃物は高品質で高い評価を受けています。
打たれた跡が生々しく、美しくもありますね。
「会えてよかったー!また会いましょう!!」
と別れて、すぐ近くにいらっしゃったのはこの方!
花火ツアーで三島村に何度も来てくださってる筒井さん夫婦!
大人も子供も夢中!めっちゃ楽しい硫黄島の花火ツアー!!
筒井時正玩具花火製造所 のステキな花火がずらり!!
今日本で流通している線香花火のほとんどは中国産。
途絶えかけた国産の線香花火を守り引き継いだのが筒井さん。
貴重な国産の線香花火を作る三社のうちの一社です。
花火ツアーでは線香花火の作り方を教えてもらいました!
これが難しいけど面白い!
まさか三島村でしか会ったことのないお二人に東京で会えるとは!!
嬉しい再会もあった「ててて見本市」。
『作り手』『伝え手』『使い手』の中で、『伝え手』が抜けてる場合がすごく多いです。
ただ店頭に並んでいるものを買うだけでなく、作り手の歴史や想いが伝わると使う方の思い入れも全然違います。
また、どんなふうに使っているかが伝わると作り手にとっても得るものがあります。
「ててて見本市」の来場者は『伝え手』を対象としているそうです。
伝わり方がよくなっていくことで、ものづくりの価値がもっと届けばステキですね。
このブログでも三島村の魅力をもっと伝えていけるようにがんばります。
GO!MISHIMA!!