こんにちは、晋作です。

平成から令和になりましたね。

平成元年は小学校1年生でした。
令和元年は議員1年生スタートになりました。

5月2日、早速初めての議会が開催。

選挙後だけ、4年に1度の特別な議会です。

令和元年 第2回三島村議会(臨時会)

キャプチャ1

最初なのに2回目?

議会は定例議会が年4回(3月・6月・9月・12月)開催されます。

年度じゃなく、1月がスタートなので今年は3月が第1回目。
今回が2回目となります。

この臨時会は、

議長や副議長、各委員会のメンバーを決めるための議会

それぞれ任期は4年間なので、選挙の後だけに行われることになります。(無投票含む)

開始1時間前に、臨時会の進め方などを執行部事務局と議員で話し合いました。

  • 議長・副議長は議員による選挙。
  • それ以外は話し合いによる選任。

その後、臨時議会が開会。

結果の前に、三島村議会について簡単にご説明します。

三島村議会の構成は?

どの役職がどんな役割を担ってるのか。

報酬に違いがあるのか、など。

ちょっと長いですが、お付き合いください!

議会の構成

キャプチャ

相関関係が適切かわかりませんが、おおよそこんな感じ。

各委員会の構成は

  • 委員長
  • 副委員長
  • 委員

の3名。

監査は議員と、外部からの合わせて2名。

それぞれの権限・役割を、小難しいのでざっくりと。

議長の権限

議場の秩序保持権

・議会中に不適切な発言があれば、発言を禁止したり、退去させることもできる。

議事整理権

議会の招集は町村長の権限だが、議会の運営に必要な権限を持っている。

議会の事務の統理権

・事務局長、職員の指揮監督
・議会事務を統括処理
・事務局職員の任免権

裁決権

多数決で同数だった時に、決断を下す。

代表権

対外的な公文書は議長名で出すことで、法的効果が生まれる。

臨時会招集請求権

・運営委員会の議決があれば、町村長に臨時議会の招集を請求できる。
(町村長は、請求から20日以内に臨時会を招集する)

委員会への出席発言権

・すべての委員会に出席して発言できる。
(運営に関する基本的な発言だけ)

読むのを諦めないでください。

副議長の権限

・議長が出れないときの代理

・三島村では、運営委員会の委員長を務める

総務委員会と経済委員会

この2つの委員会は、それぞれの担当分野の陳情を聞いたりして話し合います。
が、三島村は7人という少数議会なので、個別の会議はなく、本議会で話し合われます。

もともと、議題が多様化しすぎて処理できないという問題を解決するためにできたのが委員会。
三島村の規模で個別の会議をする理由はなさそうです。

三島村では、各委員長が運営委員会の委員も兼任。
実質はそちらの仕事がメインのようです。

運営委員会

議会を円滑に、効率的に進めるための委員会。
議会前に集まって、打ち合わせをするようです。

  • 委員長:副議長
  • 副委員長と委員:総務委員長・経済委員長

議員報酬

お待たせしました。
やはり気になるのはここじゃないでしょうか。

※報酬については、三島村ホームーページで公開されています。
議員以外も載ってますので見てみてください。
三島村の給与・定員管理等について

決まった金額から、財政状況によって減額があるようです。
平成30年4月1日時点では、5%減額でした。

金額はこちら!

hosyu

(総務・経済委員会の委員長は月額8,000円増。)

この毎月の報酬に加え、ボーナスが2回で3.3月分

2018年度の鹿児島県町村ランキングでは24町村中10位
全国町村ランキングだと、927町村中300位くらい。
高い方ですね。
地方議員に立候補する人が少ないという問題を考えると、高いのが良いのか悪いのか悩ましいところです。

わたしは島に自分で仕事を創りたい、という目標があります。
なので、できるだけ議員報酬に頼らず、自分の事業の収益を上げていきたいです。
できるだけ、ですけどね!

使い方、考えてみます。

選挙・選任の結果発表

7人での選挙、きついですね。
ほぼ誰が誰にいれたかわかりますからね。

そんな中決まったのがこちら。

  • 議長:長濱義人議員(硫黄島)
  • 副議長:山田和弘議員(黒島・片泊)
  • 総務委員長:日髙重行議員(黒島・大里)
  • 経済委員長:中原良範議員(竹島)
  • 運営委員長:山田和弘議員
  • 監査:日髙重行議員

監査に手を挙げたのですが、新人には荷が重いとのことで、先輩議員が選任されました。
まずは議員として基本的で必要なことを覚えていきます。

次の議会は6月。
通常の議会の流れを掴みたいと思います。

GO!MISHIMA!!

Author しんさく

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。 2019年~2023年 三島村議会議員 2024年 「竹のいえ」の新事業としてお店の隣に宿をオープン。

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