こんにちは、協力隊の門前です。
竹島に来て、気づけば1年が経ちました。
この1年、本当にいろんなことがありました。
今回は、1年間島に住んで感じたことや、これからについて書こうと思います。
竹島に来た理由
竹島に来た理由ですが、来た当時にもブログを書いているのでこちらから読んでみてください。
その時のブログには、「人の役に立ちたい」とか、「帰る場所を探していた」と書いていました。
もちろん、人の役に立ちたいという気持ちもありましたが、自分の中では帰れる場所を探していたという気持ちの方が大きかったと思います。
昔から、地元や実家にいてもどこか帰りたいという感覚がずっとありました。
各地を転々としたり、旅をしてみたりもしましたが、その気持ちはどこへ行っても消えませんでした。
そんな時、香川の直島で短期の仕事をする機会がありました。

直島のオブジェで格好つけてる自分ですw
実際に住んでみると、1週間くらい帰りたいという感覚がありませんでした。
なぜ帰りたいと思わなかったのか考えてみると、今までと違ったのは、まず「離島だったこと」と、「人口が少なかったこと」でした。
ただ、暮らしていくうちに思ったのが、コンビニやスーパーもあり、本土へも30分ほどで行ける環境だったので、実際は本土に住んでいるのとそこまで大きくは変わらないという事でした。
そう考えたときに、「いっそのこと限界集落に行ってみよう」と思いました。
昔すぎて理由は覚えてないけど、なぜか鹿児島に憧れがあったので、鹿児島の離島を探し始めて竹島と出会いました。
実際に住んでみて感じたこと
実際に竹島に住んでみて感じたことですが、いまだに帰りたいと思ってません。竹島があってたみたいですw
人との距離感も、ちょうどよく心地いいです。
今まで住んできた場所では、地域の人たちと深く関わることはありませんでした。
ですが竹島では、地域ぐるみで村道の整備をしたり、文化財の清掃をしたりと、島全体で協力してみんな楽しく生活しています。

そういう時間が、自分にはすごく楽しく感じています。
みんなで助け合って生きている感覚があり、今までいた場所よりも自分が誰かの役に立てていることをダイレクトに感じられます。
うまく言葉にできないのですが、今思えば、今までの環境では、どこか表面的なコミュニケーションが多くて自分でも気づかないうちに疲れていたのかもしれません。
でも竹島では、そういう感覚があまりありません。
人数が少ないからこそ、自然と人と関わる機会が多く、助け合いながら生活している感覚があります。
都会みたいに人が多すぎて埋もれる感じではなく、一人一人との関わりをちゃんと感じられるところが、自分には合っている気がしています。
また、釣りをしたり、魚突きをしたり、筍を取ったり、大自然の中で生きている感覚が強いです。

スーパーで物を買って終わりではなく、自分で獲ったりすることが日常の中にある生活は、今まで感じたことのない楽しさがあります。
1年でどう変わったか
まず一番大きいのは、自分の考えていることを少しずつ言語化できるようになったことです。
上に書いたようなことも、実は最近になってやっと言葉にできるようになりました。
竹島に来たばかりの頃は、「なんで竹島に移住したの?」とよく聞かれていたのですが、その時は毎回「直感です」としか答えられませんでした。

島に着任した時の写真ですw
ですが、竹島で一緒に活動してもらっていた晋作さんに壁打ちをしてもらったり、物事の考え方についてアドバイスをもらったりする中で、少しずつ自分の感覚を言葉にできるようになってきました。
言語化できるようになったことで、「なんでずっと帰りたいと思っていたのか」とか、「なんで離島が合っていたのか」など、自分自身のことも前より分かるようになった気がしています。
あと、竹島に来てかなりアウトドアになりましたw
元々旅をしたりするのは好きだったのですが、働いていない期間はかなり引きこもり気味で、1か月に2〜3回しか外に出なかったり、まったく外に出ない月もありました。
でも今は、釣りにどハマりしていますw
何も釣れていない時は、綺麗な景色を見ながらぼーっとしていて、瞑想に近い感覚があります。
逆に魚がかかった瞬間は、魚とのやり取りがすごく楽しくて、自然と戦っているような感覚がありますw
実は昔から水が苦手で、中学生以来、海やプールにもほとんど入っていませんでした。
でも竹島に来て、海がすごく綺麗だったからなのか、自然と海に入れるようになりました。
今では潜って魚を突いたりしているので、自分でもかなり変わったなと思いますw
協力隊を退任する理由
そして…退任する理由ですが、島を出るとか、何か悪い理由ではありません!
実はこの度……結婚することになりました!!!

僕はお返しにリールを貰いましたw島っぽいお返しですごい嬉しかったです!!
まだプロポーズをして婚約状態で、正式に結婚はこれからなのですが、自分の中ではかなり大きな転機です。
元々、協力隊として活動している間に、島のコミュニティを守り続けていくための事業を作りたいと思っていました。
ただ、今の自分にはそれをすぐに形にできるだけの力や経験がまだ足りませんでした。
その中で、これからの生活や将来のことも考え、島の発電所で働くことを決めました。
なので、今回の退任はマイナスな理由ではなく、自分の中では前に進むための選択です。
これからについて
協力隊ではなくなるのですが、これからも竹島で生活していくことには変わりありません。
発電所で働きながら、竹島のインフラを支えつつ、これからも地域に関わって生活していきたいと思っています。
また、協力隊として活動していた中で関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
竹島に来てから、多くの人と関わらせていただき、本当に嬉しく思っています。
協力隊という立場ではなくなりますが、これからもよろしくお願いします!



