三島村長選、演説会がありました。

こんにちは、晋作です。

 

明日はとうとう三島村長選挙の投票日です。
(竹島・黒島は13日、硫黄島は14日)

その前日となる今日、2人の候補の演説会が行われました。

 

結論から言うと、2人とも期待感のない演説でした…。

やりたいことを人任せにしてはダメだと思いました。

 

具体的に書いていくと、ただの悪口になって怒られそうなので、1番問題だと思ったところを書きます。

 

現職 大山辰夫候補

大山候補が立候補表明した理由は、おそらく「人口対策が道半ば」ということ。

話の内容が要点を得ていないくて伝わりにくかったです。

 

問題は、人口対策として公約を掲げているのですが、その財源をどうするかの具体案がないこと

 

最後に

「財源はどうするんですか?」

と質問すると、

  • ふるさと納税を増やす
  • 人口を増やす(交付税が増える)

との回答。

 

ふるさと納税をどうやって増やすかを聞きたいのです。

人口を増やすために必要な財源をどうするか聞いてるのです…。

 

財源確保の具体案がないのにどうやって実現するんでしょう…。

全部補助金??

「支出を何か増やせば、何かを減らさないといけない。」

とおっしゃってましたが、じゃあなぜ自分の給料をあげたのですか…。

財源確保の案もないのに…。

 

人口を増やすための公約にしても、

  • 1日1便
  • 宿泊施設を増やす
  • 住宅を作る
  • 特産品を作る

などなど挙げてありますが、例えばすぐ近くの種子島・屋久島は1日何便もあって、特産品も観光も賑わってるけど、人口減ってるんです。

その公約を実現したとしても、人口は増えない可能性が大いにあります。

それを指摘した上で、

「人口が増えるためにはどうしたら良いと考えていますか」

という質問に、

「やってみないとわからない」

「もう12年務めてるのに具体案が1つもないんですか?」

と返すと、

「この公約をやっていく」

 

向かうべき方向、ゴールが見えてないし、向かうための財源もない。

と、個人的には感じました。

 

 

元職 日髙郷士候補

日高候補の立候補目的は、「暮らし続けたくなる三島村を作る」ということですね。

そのための施策、そしてそれを実現するための財源確保の具体案も提示されています。

そして、それを実現できるだけの経験や実績がある。

だからこそ、わたしは今回応援をしています。

 

しかし!

演説内容がわかりにくく、長すぎる…。

伝えたい熱い気持ちがあるのは、すごく伝わってくるのですが、内容が伝わらない…。

やはり、高齢であることの影響はあるかも…。

それでも今の三島村を立て直せるのは彼しかいないと思います。

文句ばかり言って人任せな自分を恥じます。

 

ただ、高齢といえどもその手腕は確かだと思います。

大山候補の3分の1しか務めていませんが、実績は日髙候補の方があるのではないでしょうか。

 

しかも。

日髙候補は、4年間の間に村の財政調整基金という貯金のようなものを、3億円から8億円まで増やしています。

大山候補は、その前の村長時代の4億を1期目で3億に減らし、その後の2〜3期目で8億から6億5千万まで減らしています。

さらに、今年の予算で別の基金を1億円取り崩すことを決めています。

 

演説は残念でしたけど…、日髙候補を応援したい気持ちは変わりません。

 

ただ、もう人任せにするのはやめます。

日髙候補、貯金増やしててください。

 

GO !MISHIMA!!

 

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。