こんにちは、晋作です。
先日落雷で島中の家電製品に被害が…。
今日も大雨・雷ときどき停電でヒヤヒヤしながら書いております。
今回は竹島の学校の新しいプロジェクトを紹介します!
その名も
ハマギプロジェクト!
日本ジオパークである三島村の学校に新設された
“地球(ジオ)科” という授業の一環
です。
全国の離島の食材を扱う “離島キッチン” さんの協力で実現!
1つずつ紹介していきますね。
“ハマギ” とは!
![](https://mishima.link/wp-content/uploads/2020/07/LINE_P20200724_13392788_8-e1595573635444-748x600.jpg)
ハマギっていうのは竹島での呼び名。
正式名称は “ボタンボウフウ”
「1株食べたら1日寿命が延びる」と言われるほど栄養豊富な植物。
1株って結構な量だし、たぶん寿命伸びないので毎日食べようとしないでくださいね。
このハマギが竹島にはいたるところに自生してます。
島では “ハマギの天ぷら” が定番料理。
ところが、昔からするとだいぶ量が減ってきています。
採取するのに、栽培や整備してないからしょうがないですけど…。
飲食店からも評判がよく、島の郷土料理の材料であるハマギ。
このまま放置すれば、さらに減っていってしまいますよね。
筍もそうだけど、こういう島の恵みは地域にとって大事な存在。
ハマギに限らず、島にある魅力を存続させていくのは大きな課題です。
地球(ジオ)科って?
![](https://mishima.link/wp-content/uploads/2020/07/LINE_P20200724_13391549_5-800x600.jpg)
ジオ科は地球、つまりここでは
竹島を題材として総合学習
を行う科目。
教科書の内容を教室で学習するだけじゃなく、自然や歴史、文化を調べて学ぶ。
島という特別な環境を活かせる科目ですね。
ジオ科ができる前から、島の環境を活かした学習に取り組んでいた竹島の学校。
さらにいろんな取り組みができそうです!
6月には1回目のハマギの収穫。
三島村役場から農業指導員の西岡さんと、ジオパーク担当の増野さんが来島し、指導してくれました。
![](https://mishima.link/wp-content/uploads/2020/07/LINE_P20200724_13392788_9-800x600.jpg)
暑い中での収穫で大変だったかな?と思いきや、子どもたちからは
- 楽しかった!
- もっと採りたかった!
- 新芽を探すのが宝探しみたいだった!
(竹島では新芽だけを食べます)
という前向きな感想が。
西岡さんや増野さんからハマギについて教わり、「勉強になった!」という声も。
「他の地域にもあるのかな?」という疑問、興味もでたようです。
そして、収穫したハマギは東京の離島キッチンさんへ!
離島キッチンの協力で実現!
![](https://mishima.link/wp-content/uploads/2020/07/ハマギプロジェクト-in-離島キッチン-1.jpg)
全国に4店舗を展開する離島キッチンさんで、 料理として提供してもらいました。
離島キッチンの田中さんは三島村の “地域おこし企業人” で、昨年度は店舗で三島村フェアも開催!
今回のプロジェクトのきっかけも発案してくれました。
大名筍も毎年取り扱ってくれています!
お世話になってます!
次回の記事で触れますが、島の外の協力者がいることで学べる幅がすごく広がります。
それも含めて、このプロジェクトの面白いと思うところを書く予定…、いや書きます!
(ハマギ提供中の離島キッチンの店舗)
- 日本橋店:ハマギの天ぷら
- 札幌店:ハマギの春巻き
- (神楽坂店:売り切れで提供終了!)
※売り切れの場合がございますので、食べてみたい!という方は店舗へお問い合わせをお願いします!
離島キッチン日本橋店 03-6225-2095
離島キッチン札幌店 011-374-7233
美容効果が高いといわれるハマギ。
ぜひこの機会に食べてみてください!
GO!Ritokitchen!!