こんにちは協力隊の門前です。

竹島といえば、島を覆い尽くす竹!
今回、竹島こども会主催で、この竹を活用した学習体験を行いました。

テーマは、「竹炭と温暖化」。

教えてくれたのは、硫黄島の大岩根さん
大岩根さんは元南極観測隊で、三島村役場で働いた後、硫黄島に移住
気候変動関連のお仕事もされているので、今回講師をお願いしました。

子供たちと考える地球温暖化

まずは、温暖化についてお勉強。

大岩根さんは、子どもたちにも分かりやすいように地球温暖化について話してくれました。
地域のおばあちゃんたちも楽しそうに聞いてましたw

「温暖化って、あったかくなるだけならいいじゃん?」

とあえて問いかけ、まずは子どもたち自身に考えてもらうところからスタート。
すると、「南極の氷が溶けて海面が上がるんじゃない?」など、いろいろな意見が飛び出しました。

大岩根さんはその一つひとつにさらに質問を重ね、
「海面が上がると何が困るのか?」
「僕たちの島にどんな影響があるのか?」
と丁寧に紐解いていきました。

そして最後に、海面上昇によって今住んでいる島が将来なくなってしまうかもしれないという、温暖化がもたらす深刻さをしっかりと伝えてくれました。

竹炭はなぜ地球温暖化にいいのか

温暖化の話が終わったあとは、竹炭のお話。

竹は成長が早いのでたくさん二酸化炭素を吸ってくれるのですが、枯れて放置すると今度は二酸化炭素を放出してしまいます。
そこで竹を竹炭にしてしまうことで、吸い込んだ炭素を炭の形で長く固定し、大気に戻らないようにできるんです。
らに竹炭は畑の土をきれいにする効果もあるので、結果的に作物にとっていい環境作りにもなり一石二鳥!

竹炭の材料と求めて、竹林へ!

次は竹炭にするため、竹林に竹切りへ!

若い竹を燃やすと「ぱんっぱんッ!」と大きな爆裂音がします。
これが爆竹の由来だと晋作さんが教えてくれました。
中国では魔除けなどにも使われたみたいです。

若い竹は切り込みを入れないと大きな音がするし燃えにくいので、今回使うのは枯れた竹。

そこで、竹伐採歴何十年という大ベテランの先生に来てもらいました!

長年竹島で竹を切り続けてきた島のおばちゃんたち!
子どもたちや学校の先生にも、丁寧に教えてくれました。

伐採は「ナタ」を行いますが、慣れてないと意外と難しい…。

でもさすがベテラン、スムーズに竹を切っていきます。

集まりすぎな気もするけどw

いざ竹炭づくり!!

伐採が終わり、枯れた竹がたくさん集まったので、いよいよ竹炭づくりスタート!
使うのは「無煙炭化器」という、燃やすだけで竹を炭にしてくれる素晴らしい道具!

まずは土を敷き詰めて空気が入らないように隙間を埋めます。
準備はこれだけ!あとは枯れた竹を入れて燃やすだけ!

炭化器でBBQ!

ただ待つだけじゃ面白くないので、炭化器を使ってBBQもやってみました!

焼き芋・焼き魚・焼きマシュマロ…人生初の焼きマシュマロはめっちゃ美味しかったです!
子どもたちは竹箸を作ったり、葉っぱをお皿代わりにして食べたりしていて、島の子たちのサバイバル能力に感心しました。

僕ら大人たちもおいしく焼き芋をいただきました。

竹切ってヘトヘトだったけど、焼き芋の甘さが体にしみて最高でしたw

竹炭完成!

焼き芋を掘るために使った枯れ竹が入ってますが・・・竹炭の完成です!

最後には、子どもたちが今日の活動を振り返りながら、大岩根さんに感謝の言葉を伝えていました。

「竹炭って温暖化対策になるだけじゃなくて、BBQにも使えるんだ!」
「竹島が孤立しても、生きていく手段が増えた!」

子どもたちの言葉から、竹炭は温暖化対策だけでなく、いろんな使い方ができるんだと改めて気づかされました。

今日は温暖化のことから竹炭のことまで、盛りだくさんで学べた一日でした!
大岩根さん、教えてくれて本当にありがとうございました。
竹炭のことも知れて、使い道が広がったし、島で生きていくヒントも増えたのでどんどん竹炭を作っていきたいと思います!!

Author 利瑳門前

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