消防団 黒島へ。離島の災害復興。

消防団出動!

 
こんにちは、晋作です。

三島村 黒島の片泊では、先日の台風で大きな被害が出ました。
さらに追い討ちをかけるような大雨も降り、三島村 各地区の消防団に出動要請がありました。

竹島から3人、硫黄島から10人程が作業に参加することになりました。

船便の関係上2泊の予定ですが、私はネコの手術があるので、1泊だけ参加することにしました。

竹島を出発し、硫黄島組と合流。

船に乗ってる時間は相変わらず苦痛ですが…、今日は酔い止め薬を飲んだので大丈夫でした!!

そして、黒島の大里港に到着。

天気が悪そうです。
 
雨が降ると作業効率が落ちますし、ケガもしやすいので、降らないことを祈りつつ上陸。

雨…。

雨具を着て、宿泊施設に荷物を置き、片泊へ。
 
 
 

崖崩れ…。


台風後の大雨で三島村唯一の県道が崖崩れ。

通行止めで遠回りの上に、すごい霧!

片泊まで通常15分くらいで着くところを40分かけて行かないといけません。

片泊は港が使えないので、大里から物資を運ばないといけません。

視界が悪くて時間がかかり、道も狭いと事故も起こりやすいので、早く通れるようになって欲しいです。

 
 
 

ガレキの山。

 
先日補修したブルーシートが雨風でめくれてきてしまったらしく、強化補修されている家が何軒もありました。

屋根修理班は別でいたので、今日の作業はガレキ撤去。

どこの家もひどい状態です。

  
トラックにどんどんガレキを積み込んでいきますが、なかなか減りません。

釘が出ていたりガラスの破片が大量にあったりと、危険もあります。

みんなで協力し、一軒撤去完了。

  

ガレキを一軒一軒撤去していきました。

相当な量のガレキがありました。

中には重機で解体している家もありました。

  

夕方にはこの通り。  

完全に解体されてなくなりました。

屋根の強化補修も進んでいたようです。

ただ、屋根の応急処置やガレキ撤去をしても、以前のように住める状態にするには、被災者個人に負担が大きくかかってきます。

竹島地区会では募金も考えていますが、本当に復興するためにはもっと大きな規模で対策を練る必要があると思います。

明日は竹島に帰りますが、復興の協力は続けたいきたいと思います。

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。