三島村にはいつ頃から人が住んでいた?三島村の歴史 vol.1

こんにちは、晋作です。

突然ですが、三島村の歴史シリーズ始めます。
文献を見て調べながら書いていきます。

まずは、「三島村にいつ頃から人が住んでいるのか」

結論からいうと、はっきりわからないようです。
が、島内で発見された遺物から推測されています。
(参考文献:三島村誌)

 

黒島

黒島では昭和24年ごろから約20年間で

  • いろんなタイプの石斧
  • 石斧を研ぐ砥石
  • 石包丁
  • 土器
  • 石ナベ
  • 石鏃(やじり)

などが発見。

4千年ほど前(縄文時代)には人が住んでいたと考えられています。
おそらく三島村で一番早く人が住みついた島

 

硫黄島

硫黄島で出土したのは

  • 青光りする石斧

昭和28年に発見されたようです。

縄文時代後期で、約3千年前から人が住んでいたみたい。

 

竹島

昭和43年、44年に

  • 縄文土器(欠片)
  • 石ナベ
  • すり石(木の実や貝などをすりつぶすやつ)

などを発見。

竹島も人が住み始めたのが推定3千年ほど前

竹島では発見に子どもたちが大活躍したみたいです。
見つけるのが流行ってたんでしょうね。

ちなみに種子島では9千年前屋久島では6千年前の土器が出土してるとか。

それにしても、なんで三島村に住もうと思ったんでしょうね~?
海を渡るのも大変だったでしょうに…。
潮で流されちゃったのかな。
それとも、明確に意思をもって住み始めたんでしょうか。
だとしたら、きっとこう思いながら船を漕いだことでしょう。

GO!MISHIMA!!

 

※2019/2/25追記
参考資料はおよそ30年前のもので、最近の調査によると黒島は1万2千年前から人が住んでいたらしい!
(大岩根博士 情報提供)

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。