こんにちは、晋作です。
黒島が台風の被害に遭ってから1ヶ月以上が経ちました。
竹島では地区内で募金を呼びかけ、10月始めにお見舞金を役場へ持って行きました。
その際、同じフェリーに乗っていた東 正弘さんにお話を聞かせてもらいました。
東さんは、母方の実家が黒島の片泊ということで、幼稚園の頃から何度も遊びに行っているそうです。
今は姶良市で車屋さんをされているそうで、三島村の人もお世話になってます。
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今回、おばあちゃんの家が全壊に近い被害を受けたということで、何度も復旧作業に行っている姿を見かけます。
私が黒島に行ったときも重機に乗って復旧作業をされていました。
台風被害の現状は?
東さんに黒島の現状を話してもらいました。
「皆さんのご協力のおかげで、電気・水道が回復するなど、状況はよくなってきています。
ただ、やっぱり屋根にブルーシートが目立つし、なによりも道路を行き来する度に目に入る、被害を受けた家屋が生々しいです。ブルーシートからは雨漏りがして、湿気がすごく、カビがたくさん生えてきます。
港が使えないのも大きいです。三島村にはただでさえ物資や業者がありませんので、交通の便が悪化し、宿泊する場所も確保が難しい状況が復旧の足かせとなっています。」
台風被害で感じた「人」の大事さ
最後に、今後の課題について伺いました。
「まず、今回強く感じたのが、「人間の力」の強さ。
重機に乗って作業をしていましたが、道路の構造上どうしても通れないところがあちこちありました。
また、ブルーシートを張るのも機械ではできません。
そんな時、最後に頼りになるのは「人」です。
硫黄島・竹島からたくさんの人が応援に来てくれて、今まで見たことないくらい片泊に「人」がいました。
今後も形は違えど、やっぱり「人」の助けが必要だと思います。
現地の人はまだまだ苦しい生活を強いられていますので、一日も早い復旧を目指して私もがんばります。」
元通りの生活ができるようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。
少しでも早く復旧できるよう、集まったお見舞金の迅速・適切な配布も必要だと思います。
私も自分にできることをがんばります。