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こんにちは、晋作です。

なんだか急に冷え込んできましたね。

南の島といえども、冬はやっぱり寒いです。

そして、寒さだけでなく、海が時化る(波が高くなって、海が荒れる)ことが非常に多くなります。

そうなると困るのが、三島村の「生命船」フェリーみしまが出航できなくなることです。

昨日(12月17日)も時化で、欠航。

うちの息子に海の厳しさを見せつけに行きました。

 

冬の海は厳しい…

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透明度の高い、綺麗な竹島の海。

時化てくると、いつもからは想像もできない荒々しい姿に。

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さすがに釣りをする人もいません。

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初めて見る荒れた海を一生懸命見つめる息子。

海は楽しいところでもあるけど、怖いところでもあるから、気をつけるんだよ。

 

船が欠航するとどうなるの?

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フェリーみしまが欠航すると、物資が届かない、ツアーや行き来する人の予定が狂う、など困ることが多いです。

冬は海が荒れることが多いので、必然的に欠航も多くなります。

欠航すると、船の航路を変更する場合があります。

例えば、今回の航海。

予定通りなら、

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というように、1日目は昨日鹿児島市内から各島に寄港し、黒島の港で1泊します。

そして、2日目に鹿児島市内に帰るんです。

ところが、1日目に出航できないと、

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こんな感じで、日帰り運航になります。

鹿児島市内~竹島~硫黄島~黒島~鹿児島市内といくわけですね。

つまり、竹島は通常鹿児島市内まで3時間ですが、この航路だとかなり長時間の航海に…。

なんと8時間!

あらゆる揺れに弱い私としては地獄です。

車、バス、船、ブランコ、なんでも酔えます。

泳いでても波に揺られて酔います。

そして、今日はその8時間コースで鹿児島市内へ。

船の中で寝ればいいのに、昨夜がっつり寝てしまったー!

 

…以上、冬の三島の交通事情の紹介でした。

Author しんさく

2014年4月、三島村竹島にUターン。 翌年、「NPO法人みしまですよ」を設立し、特産品「大名筍」の生産・商品開発・販売をはじめ、島の学校と協働する「ハマギプロジェクト」や、島暮らしを体験し住民と交流しながら人手不足を補う「村おこしボランティア」の受け入れ、情報発信などに取り組む。 2018年には食料・日用雑貨品を扱う、島に20年ぶりの商店「竹のいえ」をオープン。 2019〜2023年に三島村議会議員を務め、2024年には商店に併設する宿泊施設を開業。

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