鹿児島の自然ガイドを務める野元尚巳さん。
かごしまカヤックスという会社をおこして、16年にも渡りカヤック中心とした自然体験ツアーで自然の魅力をご案内してこられました。
プライベートでは、冒険家としても活動し、世界的なファンも数が多いそう。
「アウトドア人間を極めました」という野元さんが語る、島の良さとは?
三島村の3つの良いところ
1. 硫黄島のウータン温泉
自分で掘る楽しみがあって、そんなことができる温泉は、なかなかない体験です。
自分たちで掘れる温泉なんてそんなにあるものではありません。
それを取り囲む、七色の海。
これだけ表情ある海はないもありません。
冒険家仲間も言ってくれているけれど、変化のすごさは世界一の海です。
2. ジャンベの音
2001年。沖縄から鹿児島の海をシーカヤックで冒険しました。
その時に硫黄島に立ち寄ったんですが、ジャンベで迎えてくれたんです。
そのまま硫黄島でカヌー教育をしている縁になっています。
人の暖かさを感じるんですよ。
3. 硫黄島の外周の7色の海
色の変化があって、16キロしかないのにこんなにも海の表情に変化がある。
硫黄島は行く度に変化していると思います。
それが見られるのも、カヤックならではの楽しみ方ですね。
一生行き続けたい場所だし、人を連れて行きたいし、自分も行き続けたいですね。
お気に入りの場所
硫黄島の全てが好きです。
景観すべてが素晴らしい。
溶岩の地層や、硫黄岳からの眺めも最高だった思い出があります。
鉱山があった時代に、硫黄岳に上り、道の向こうに海があるという景色を見て、ゾクゾクして、はまっちゃったのかもしれないです。
三島ファンを作る動きをしよう
そこに住んでいる人たちは、島の良さを知って、三島ファンをつくる動きをしてほしいですね。
鹿児島にはすごい自然はないとおもっていたのに、改めてみてみるとすごい。
海という視点で見ると、間違いなく世界レベルなんです。
そういうことに、地元の人達が気がついてほしいし、地元の案内人が育って欲しいと思います。
硫黄島のガイド=迎える側が整うと、マニアックなツーリストを増やしていけるはずです。