こんにちは、晋作です。
3月16日、ブログでも紹介してきた「地産地消・地産他消プロジェクト」という事業の報告会がありました。
これは、「ICTを活用して地域資源を村内外でうまく流通させて街づくりしよう!」というプロジェクト
「ICT」は『IT』(情報技術)を一歩進めてコミュニケーションの『C』を加えた言葉です。
なんか読む気を無くしてしまいそうな出だし…。
三島村もここ数年でインターネットが快適に繋がるようになりました。
せっかくだからそれをうまく使いたい。
じゃあ、特産品などを村の中や本土で買ったり売ったりするのに使って村おこししよう。
という取り組みです。
その事業の報告会、懇談会が鹿児島市内であったんです。
鹿児島まで来ていただいたのは、総務省のICT街づくり推進会議構成員の皆様。
座長である住友商事株式会社相談役の岡 素之さんをはじめとしたそうそうたる顔ぶれの前に、事業説明をするいつも愉快な役場の日高さんも緊張の様子。
でも、そんな中でもみんなの笑いをとっていました。
すごい…。
NPOの活動報告をしました!
私も現地で実際に活動する立場として活動報告をしました。
緊張しました…。
でも、皆さん「うんうん」と頷いて聞いてくれていたので、テレビ撮影のときよりは緊張せず話せました!
写真で見ると顔は大分こわばってますが…。
活動報告では、現状の課題や解決策についても発表しました。
その1つが「人材不足」。
もともと人口が少ないことに加えて、地域のコミュニティを維持するための作業がなんだかんだと多いので、実際に動ける人って本当に少ないんです。
この事業でも村内で流通させるための人手が全然足りません。
解決策の1つとして挙げたのは、地域おこし協力隊の活用。
活用すればとてもいい制度ですが、実際活用できている自治体は少ないのが現状。
三島村も行政の業務や、地域の作業ばかりしているんですよね…。
島としては、行政の業務は問題外として、地域の作業の手伝いはとても助かります。
人がほんとに少ないですから。
でも、最長3年間の期間が終わったときが…。
いなくなられると島としては大変。
だけど、税金で雇うしかない。
これでは地域おこしにはなりません。
ですが、報告会の中で大山村長が
「竹島に地域おこし協力隊を1名入れる予定で、こういった事業の人員に当てることで人材不足を少しでも解消したい。」
と言ってくれました。
流通させる特産品を開発・販売し、利益を確保すれば地域おこし協力隊の任期が終わっても、その利益で生活できる可能性があります。
それはつまり雇用創出で、地域おこしになります。
しっかりとした募集をして、いい人材をお願いします!!
私の報告が終わった後は、特産品の取引先へ視察に。
「NPO法人トカラ・インターフェース」が運営するアンテナショップ「結プラザ」へ伺いました。
すごい人口密度…。
流通に利用するシステムの説明を行いました。
トカラ・インターフェースの皆さん、ありがとうございました!
懇談会で意見交換。
緊張感のある報告会の後は懇談会。
私は岡座長や総務省 情報通信国際戦略局長の山田真貴子さん、九州総合通信局 局長の丹代武さんと同席させていただきました。
住民の声を直接聞いてもらえる、こんな機会はすごく貴重です。
短い時間でしたが話をすることができ、「応援してるよ!」と激励の言葉もいただきました!
また、東京海上研究所の牧野司さんは席は別でしたが、報告会の後すぐ話しかけてくださって、ピースサインで写真撮影までしてくれました!
牧野さんからいい情報をいただきました。
竹島の籠港が「紅の豚」の秘密基地にそっくり!!
(空撮画像はエア・フィールドの永田さんに提供していただきました!ありがとうございます!)
紅の豚の秘密基地を載せるのは著作権が怖いので、検索してみてください!
籠港になにかいい名前ないかなー?
今回の懇談会のように、ただ紙面上で報告するだけでなく、直接話が出来る場を設けていただいたのは、本当にうれしかったです。
やはり、実情というのはなかなか伝わらないものなので、今回少しは伝えられたのかなと思います。
皆様、鹿児島までお越しいただきまして、ありがとうございました!
ブログ更新、何日かあけてしまいましたが、実情を伝え、よくしていくためにもしっかり毎日更新していきます!
できるだけ!
GO!MISHIMA!!