こんにちは、晋作です。
9月から受けている「ふるさとプロデューサー研修」。
毎週月曜日はデザインディレクターの萩原修さんに研修をしてもらっています。
「萩原さんに研修してもらえるなんていいな~。」
と言われる有名な人。
研修ではいろいろなプロジェクトの現場に連れていってもらってます。
その中の一つが「産地とデザイン」。
様々な立場の人が関わっている「ものづくり」。
ものづくりの現場「産地」と「デザイン」の現状や、問題点をいろんな人たちが集まって話し合おうという会議です。
この会議は
の3つの素材をテーマに行われます!
名のあるデザイナーや職人たちが熱く語った伝統ある場所、「モノ・モノ」。
会場は、中野の「モノ・モノ」。
1960年代、工業化が進み手作業が機会による大量生産に取って代わられていきました。
1970年代、この「モノ・モノ」で、そんな時代のなか「モノづくり」をする者たちが何をなすべきか熱く語られたそうです。
その中には、木工の人間国宝の須田賢司氏もいたそうです。
そして現代。
中心人物であった秋岡芳夫氏の遺志を引き継ぎ、新しくなった「モノ・モノ」。
ものづくりのセミナーや、昭和期の名作の収集・展示や、木育活動の拠点になっているそうです。
また、いろんなデザイナーの手がけた作品が展示・販売されております。
陶磁器をつくる地域とデザインの関わり。
そんな「モノ・モノ」で、時代を超えて熱い討論が行われました。
それが「産地とデザイン」。
今回のテーマは「陶磁器」。
2名のゲストのうち1名は有田焼の産地、佐賀県から佐賀窯業技術センターの特別研究員の浜野貴晴さん。
もう1名は九谷焼をはじめ手仕事から工業製品まで幅広いデザイン活動を行っている吉田守孝さん。
有田で日本初の磁器が焼かれてから、今年でちょうど400年。
これを一つの区切りと考え、語られる新しい陶磁器のあり方。
今までにない価値を生み出し、時代に合ったブランドを構築し、人材を育てる。
筍とも共通点があるな…。
また、限りある資源を大事に使っていくことの話もありました。
陶磁器の原料も無限にあるわけではないとのこと。
原料もリサイクルに取り組んでいるそうです。
あとは職人さんたちとのコミュニケーションも大きな課題だそうです。
陶磁器には詳しくないんですが、興味深い話でした。
語った後は懇親会!
オシャレな料理と美味しいお酒で盛り上がっていました!
今回はスタッフとして参加していたので後片付けをしていたのですが…。
写真の器が江戸時代のものだったり、高価なものだということを知らず、何回かぶつけてしまいました…。
すいません…。
次は来年1月14日、テーマは「繊維」。
研修修了前ですね。
いろいろ吸収してきたいと思います!
GO!MISHIMA!!