こんにちは、晋作です。
3月は別れの季節。
先日は卒業式があり、中学校卒業した子が島を旅立っていきました。
小さな離島の卒業式と旅立ち。
今度は島の送別会。
任期を終えた学校の先生や看護師さんたちを送り出す会が行われました。
島のみんなで別れを惜しむ。
島の送別会は島民が大集合。
ほとんどの島民が参加します。
婦人会のみなさんによる準備は万端。
そして、転出するみなさんが入場。
1人1人が挨拶をしていきます。
中でも3年の任期を終えた先生とわたしは転入してきたのが同じタイミング。
挨拶を聞いて胸にこみ上げるものがあります。
「第2のふるさとと思ってまた遊びに来たい。」
と言ってくれたのが心に響きました。
その後は談笑しながら別れを惜しみます。
わいわい話していると、突然子どもたちが歌いだしました!
キレッキレのダンスで会場を沸かします!
この日のために練習していたんですね。
そういう気持ち、嬉しいですよね。
最後はみんなでアーチをつくって送り出します。
このアーチのように島でできた絆がつながっていけば嬉しいです。
昔と比べて入れ替わりの激しい先生たち。
昔と比べて増えている転入・転出される先生。
今年は7名。
残る先生が3名。
地元の子どもが少ない三島村には、しおかぜ留学という山村留学制度があります。
留学生しかいない学年も多いんです。
通常学校の先生は最低3年は転勤しませんが、留学生はずっと島にいるかどうかはわかりません。
そうすると、3年の間に自分の受け持つ学年が1人もいなくなる可能性があります。
なので、1年間という限られた期間で島にやってくる先生が半数を占めます。
1年で島に慣れたころに転出してしまう…。
島と先生、どちらにとってもよい状況ではありません。
子どもにとっても毎年先生が半分以上入れ替わるのは悲しいでしょう。
やはり地元の子どもが少なすぎるのは大きな課題。
山村留学の留学生や先生の子どもたちにとってもいい環境になるように、課題を解決していかなければ。
うちもがんばって子ども増やしたいですが、そこがんばっても限界ありますので!
課題を一つ一つ解決して、みんながもっと楽しく過ごせる三島村に!
転出される皆さん、また遊びに来てくださいね!
待ってます!!
GO!MISHIMA!!