こんにちは、晋作です。
三島村では竹のかご「テゴ」が必須です。
筍採り、魚釣りなどで大活躍。
竹島ではテゴをつくれる人が少なくなり、今ではおじいちゃんが1人だけ。
これは誰かが引き継がないといけないと、つくり方を教わったのが昨年の3月。
島の伝統を引き継ぐ。竹かご「テゴ」づくりに挑戦!
だいぶ期間が空いてしまいましたが、数人で竹細工の練習を始めました。
昔は竹で家を作っていた!!
竹を切ってきて始めようとしていると、
「なんしちょっとよ~?」
(なにしてるの?)
と声をかけてくれた、牛の世話をした帰りのおじさん。
「竹細工の練習だよ。そういえば、昔は竹で家作ってたんだよね?」
そう聞くと、いろいろ教えてくれました!
最小限の木材と、竹を使って建てていた昔の家。
竹を束にして、木材代わりに使っていたそう。
束にする際に結ぶのも竹。
小さい頃、薪風呂の燃料用の竹を採りにいくと、こんなことをしてたような。
当時の屋根は笹。
「かや」という草をロープ代わりに使って笹を屋根に固定。
その際に使っていた道具がコレ。
竹やり。
ではありません。
大きな「針」。
下の人が笹と笹の間にこの「針」を突き刺す。
上の人は穴に「かや」を通して引っ張ってもらう。
こうして縫うように笹を固定していったとのこと。
屋根を補修しながら、10年くらいはもったらしいですよ。
すごい。
目標は竹の家でキャンプ。
竹細工の練習。
そして、竹細工の練習。
まず竹の選び方が重要。
どれがいいのか体感するため、いろんな竹を調達。
竹はいくらでもあるけど、「いい竹」を集めるのは意外と大変。
今日練習したのは、竹を割って、皮を剥ぐ作業。
これが難しい…。
古すぎる竹はこの時点でうまくいきません。
テゴにベンチにテーブル、そして家などつくりたいものはたくさんあるけど、道のりは遠そうです。
箸作ってみました。
以前、特産品開発のアドバイスをもらった時に、手づくりの竹の箸を見せてもらいました。
長く使っても黒ずみも少ないし、手触りも最高。
竹細工は時間がかかるので、マイ箸を作ってみました。
安価な竹箸の多くは、漂白剤・防カビ剤・防腐剤が使われているそうです。
竹箸以外も、化学合成塗料が使われていたり。
大量に使う時はしょうがないけど、いつも使うのはこんなお箸がいいかも。
使ってみたら、なかなかいい感じです。
竹細工もがんばります。
GO!MISHIMA!!