こんにちは、晋作です。
9月の議会報告、第3弾です。
【令和元年 第4回 専決処分】補正予算と工事契約の専決処分!
台風接近中ですね。
このままの進路なら三島村には大した影響はなさそうです。
どこにも被害が出ない進路を通ってほしいですね。
さて、今回は「平成30年度の決算」について。
「決めた予算に対して、どう使ったか」をチェック
問題なければ認定。
といっても、もう終わったことの報告なので、認定してもしなくても変更はできません。
ただ、問題を指摘することで、「監視の目があるぞ」と行政にプレッシャーを与えます。
おかしい使い方をしにくくなるわけです。
3日間にわたって行った決算認定の様子をまとめました。
文字多めですが、最後までお付き合いください!
一般会計と特別会計
![](https://mishima.link/wp-content/uploads/2019/06/accountant-3681227_1280-800x535.jpg)
国や自治体の会計は、一般会計と特別会計に分類されます。
一般会計
一般的な行政にかかる経費。
特別会計
一般会計と別で独立した会計。
本来ならすべてを一般会計で処理すべきなんですが、そうなると複雑でわかりにくくなります。
お金の流れを明確にするために、特定の事業を個別の会計にしたのが、特別会計。
例えば、次にあげる船舶交通事業。
フェリーの運航などでどれだけ収入があり、支出があったか。
個別だとわかりやすいですね。
一般会計にしちゃうと、この事業で結局どれだけの収支があったか不明確に。
そして、特別会計の予算は、その事業にだけ使えます。
一般会計はある程度柔軟に配分できます。
では、三島村の決算を見ていきます!
船舶交通事業 特別会計
![](https://mishima.link/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0402.jpg)
例年と比べて大きく変わったのが、新しい船の建造関連。
来年度就航予定。
楽しみ。
議員からの質問はなし。
わたしが質問を「ありません」と言うのが早すぎたようです…。
誰かが言うと進行が進んじゃうんです。
すみません…。
国民健康保険 特別会計
![](https://mishima.link/wp-content/uploads/2019/09/stethoscope-1584223_1280-800x600.jpg)
特別会計の中でも、財政への負担が大きい国民健康保険。
いくつか質問がでました。
未納金は前年度からの繰り越しが大部分を占めており、年を追うごとに回収が難しくなる。
対策は?
三島村の納付率は97%以上。
推奨される基準の95%を超えている。
回収については、返済計画書や確約書を作り対応していく。
三島村の健康診断の受診率は?
63.4%
受診率を上げるには?
島の行事と重なると受診率が落ちる。
日程を調整して上げていきたい。
受診していても、その後適切な治療をせず放置する人も多い。
なにかフォローが必要では?
個別に対応しているが、さらに徹底していきたい。
他にも、
- 高額医療費の内訳
- 病気にならないための取り組み
について質問がありました。
病気は初期症状のうちに治療すれば、身体にも財布にも負担が少ないです。
もちろん財政にも。
一番は病気にならないこと。
きちんと受診して、悪いところがあったら早く治しましょう!
介護保険 特別会計
![](https://mishima.link/wp-content/uploads/2019/09/hands-736244_1280-800x535.jpg)
三島村の高齢化率は30.2%。
日本全体では28.4%(2019年9月16日発表)。
ダントツで世界一です。(当時)
高齢化率
総人口に対する65歳以上の比率
三島村は鹿児島県全体より少し高いくらい。
でも、病院や施設がないため、体調が悪くなった高齢者は島を出ます。
それを考えると、単純に数値だけではない課題が見えてきます。
ずっと島にいたのに、高齢になってからでないといけないのは寂しいな~…。
特別会計、まだあるのですが、長くなるので続きは次回で!
記事を書いてる間に、風が強くなってきました!!
雨漏りしませんように!
GO!MISHIMA!!