こんにちは、晋作です。
3月の議会報告、第2弾です。
3月議会の重要な議案はなんといっても、“予算”!
1年のざっくりした流れは以下の通り。

予算と決算のうち、決算は議会が承認しなくても、何も起こらないんです。
だって、もう予算使った後だから。
しかし!
議会が予算を承認しないと、行政運営ができない
行政サービスが止まってしまうこともありえます。
逆に、おかしい予算は議決しなければ、直さざるをえないということです。
だから、予算を承認する3月議会は非常に大事なのです。
と、偉そうに書きましたが、わたしは初。
全体的な流れと、気になったポイントを書きました。
予算の承認を拒否しました。

まず、予算には “一般会計” と “特別会計” があります。
違いについてはこの記事をご覧ください!
【令和元年 第4回三島村議会 決算認定 その1】予算の使い方に問題がないかチェック!!
特別会計
三島村の特別予算の事業は次の5つ。
- 船舶交通事業
- 国民健康保険事業
- 介護保険事業
- 後期高齢者医療事業
- 特産品焼酎事業
その中で、船舶交通事業は新しいフェリーの件で例年と大きく違いました。
焼酎事業は、令和元年度から倍となる8500本を売り切れるかどうかがポイントですね。
一般会計
大変なのは、一般会計。
特別会計以外の、すべての会計です。
内容が多いので説明が1日目、審議が2日目となっています。
わたしが承認を拒否したのは、この一般会計。
といっても、一部だけ反対で大部分は異議なし。
その一部は “ガソリンスタンドの設置”。

議会までに数回協議会があり、設置の流れに1人で反対してました。
反対の理由としては、
- 時代にそぐわない:世界中が脱ガソリン車の動きをしている中での設置
- 維持の負担:設置は補助金でも、維持は自分たちでしないといけない
- 協議の場になっていない:設置する前提になっていて、本当に設置すべきかの議論がほとんどない
- 賛成する島民も少ない:今回の設置条件での賛成割合は2割以下
など。
「安全安心・利便性のために」と言われれば、たしかにそうなのですが。
その割には20~30年間、議会の議題にもなっていません。
ということは、困っているという声も上がっていなかったということ。
(声が届いていたら議員が議会に上げているはず)
金額も本土と変わらないし、注文して2~3日で届くので。
他の可能性もみんなでアイデアを出し合って協議して、その結果ならまだいいのですが…。
協議会では設置の流れは変わらず、この議会の承認が最後の砦だったので、反対しました。
当然のように反対はわたし1人でしたけど…。
小さな三島村だからこそ、他にはできない取り組みができると思うんだけどな~。
でも、現実的な代案を出せませんでした。
設置された方が便利で、女性や高齢者は助かるのも事実。
まずは硫黄島、次に黒島、最後に協議の上竹島に設置される予定です。
どうせ作られるなら、うまく活用できるように意見をいっていきます。
そんな予算の承認でした!
GO!MISHIMA!!