こんにちは、晋作です。

前回に続き、令和3年9月議会の報告です。

一般質問で「ガソリンスタンド建設」について再び質問しました。

この件はかなり前からやり取りしてまして…。

今回の議会も含めた全体の流れは以下の通りです。

協議会で賛成多数なので建設を決定

値上がりを加味したら賛成は2割ちょっとですけど

硫黄島で説明会したら賛成が多かった

なんじゃそりゃ。

  • 竹島は反対多数ということで保留
    (値上がりを加味したら実際は全島反対多数)
  • 辺地総合整備計画で竹島へのガソリンスタンド建設計画

なんで竹島の建設計画が?

意見があれば計画を変更する

  • 住民アンケートで建設反対多数の結果を提示
  • 計画変更の対応なし

— ここから今回の議会 —

竹島の事業計画は削除すべきでは

削除はしない

計画はしてるけど、建設するかどうかは住民の声を聞いて決める

  • 別の制度による5ヵ年計画で、全地区へのガソリンスタンド建設が明記

どうゆうこと?

計画はしてるが、住民の声を聞いてから建設するかどうかも決める

既に住民の声を無視して進めている行政に言われても、説得力が…。

同時に要望していた避難所兼保育所については別の計画に盛り込み、進めていくとのことでした。

命に関わることなので、ぜひ早く進めて欲しいです。

「住民の声を聞く」ということ

わたしはよく「住民の声をもっと聞いて下さい」ということを議会で訴えます。

でもこれは、

「住民の要望を叶えて下さい」と同じではない

のです。

例えば、ガソリンスタンド建設

確かに、あれば便利です。

なので、「建設して欲しい」という声もたくさんあるでしょう。
(協議会のアンケートで想定より反対が多かったのに驚きました。)

そういった声を全部実現するべき、ということではないのです。

環境問題に取り組まないと地球全体が危ないという流れの中、住民過半数からの要望もなかったガソリンスタンド建設をすべきか。

維持費は?使わなくなった時の撤去費は?ガソリン車が減って利用率も減ってきたら値上げするの?

そういった「未来をイメージ」できるように「対話」することが大事です。

これは首長もですし、わたしたち議員もそうです。

住民の声を集めて、多数決の統計をとって進めるだけなら選挙なんていらないですから。

そのイメージする「未来」に共感できるかどうかで投票できたらいいと思うんです。

そもそも未来が描けない人をリーダーにはしたくない、わたしはそう思います。

日髙郷士候補は、「暮らし続けたい村」という未来を描いています。

具体的な構想も持っています。

わたしはそこに共感したので、応援しています。

今の村政は、以前の議会でも発言しましたが、

穴の空いたバケツに水を貯めようとしている

と感じます。

暮らし続けたいと思えない村なのに、移住者を入れることばかり、数字上の人口ばかり見ていると感じるんです。

目先の利益じゃなく、足元を固めながら先を見据えて進む、そんな道を示してくれるリーダーを選びたい!

GO!MISHIMA!!

Author しんさく

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。 2019年~2023年 三島村議会議員 2024年 「竹のいえ」の新事業としてお店の隣に宿をオープン。

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