関係の方々のご努力による日本ジオパーク認定本当におめでとうございます。
認定までの取組に対して敬意を表します。
いよいよこれからこの三島村に対する注目が一層増えます。この三島村のジオを中心とした魅力をいかに発信していくかという責務もこれまで以上に感じられていることと思います。

三島村で暮らす者一人一人がジオパーク認定に伴う今後の取組を理解するとともに、三島村の自然や文化に対する学びや体験をすることが大切だと思います。

学校に勤め、毎日子どもたちと接する者として、まずはこの子どもたちといっしょに「もっと三島村のことを知ること、三島村で活動すること」が重要だと考えます。単なる座学に終わるのでなく、この自然の中で体験することで三島村の良さをそれぞれに感じてくれることと思います。
そして、子どもたち自身にも三島村のことを発信させ、様々な地域の方々との交流も図れたらどんなにいいいかと思います。

ジオパークの諸活動を推進される方々には、今後ますます忙しい日々を過ごすことになろうかと思います。関係の方々の方向付けによる三島村みんなで進める活動が着実に実を結び、三島村の発展に寄与されることを期待致します。

三島村立 竹島小学校長 濵田達朗

大岩根尚

About 大岩根尚

宮崎生まれ。大学時代から地質学・海洋地質学を専攻し、2010年に東京大学にて環境学の博士号を取得。卒業後は国立極地研究所に就職し、南極観測隊として南極の調査に参加。2013年10月より三島村の地球科学研究専門職員に転身し、村のジオパーク認定に尽力した。2017年4月より三島村の硫黄島に移住し会社を設立。教育、人材育成にもフィールドを広げ活動中。