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こんにちは、晋作です。

2月10日、11日の2日間、宮崎に行ってきました。

その数日前に島からフェリーに乗ってきたんですが、悪天候でまたもや日帰り便…。
日帰り便とは?→海が大荒れ!船がこない!離島の交通事情
最近乗り物酔いが一段とひどいので辛い!

ということで、今回宮崎へ行った理由ですが、宮崎の綾町で勉強とイベント参加してきました!

綾町は40年も前から有機農業に取り組んでいる、野菜の街!

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条件を決め、金、銀、銅と農産物を区分したり、生産のサポート体制を整えたり。
町ぐるみで有機農業
に取り組んでいるんです!

ふるさと納税申し込み件数で2014年度1位になるなど、綾町はまさに全国から注目されています。

そして地域の魅力を100年後の未来に伝えるプロジェクト「aya100」が熱い!
三島村でもおなじみ齋藤潤一さんがプロデューサー。

有機農業を目的に移住してくる人が増えているそうです!

三島村にとっても参考になることがあるはず!
鹿児島からは鹿児島移住計画の安藤さん、大学生の和田さんとともに行ってきました!
今回は農家さんの視察の様子をお届けします。

 

自然栽培ってどんな農法!?img_3904.jpg

最初に伺ったのは自然栽培という農法で野菜を育てている中村さん。

「自然栽培」初めて聞きました。

「自然農法」という農法もあり、それは耕さない、除草しない、肥料をあたえない、農薬を使わない農法。
こんな感じ。

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ところが、中村さんの畑は雑草が生えていません

もちろん除草もするらしいのですが、土づくりをしっかりすることで雑草が生えてこなくなるそう。
理由は「草は固い土が好き、作物は柔らかい土が好き」だから。

野菜が本来自然に育っていく土を再現することで肥料も使わずいい野菜を作っていく農法だそうです。
知らないことがいっぱいありますね〜!

中村さんの農園の情報はコチラ。
作のうえん

 

無農薬で作るのは大変!だからこそ価値がある!!

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次に伺ったのは日向夏を無農薬で作っている柳田さん。
日向夏を無農薬で作ることはとても難しいらしく、ほとんどの農家さんは多少なりとも使用しているそう。

貴重な無農薬の日向夏、その場で食べさせてもらいました!

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日向夏って、実の回りの白い部分ごと食べるんですね!
白いところが甘くてふわふわしてておいしい!

無農薬の日向夏、奥さんが「無農薬の安心したものを食べたい」というところからのスタート。
今の所安定した収穫は難しいらしいです…。

でも、柳田さんは、

「無農薬は難しいけど、体が動く限りはこのままやっていくよ!

と素敵な笑顔で語ってくれました。
またいつか柳田さんの日向夏、食べたいです!

他にもいくつかの農家さんに会いに行きました。

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で、でかい…!
この巨大な人参は普通の品種だそうです…。

 

お話できた農家さんたち皆さん、笑顔で楽しそうに野菜について話してくれました。

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有機農業ってきっと大変なはずです。
それでもそれを選んだのは、「安心して食べられる野菜を作りたい」っていう想いですよね。

そうして作られた野菜は本当に価値のあるものだと実感できました。

綾町には「綾手づくりほんものセンター」という直売所があって、そんな野菜をいつでも買えます。
しかも、有機野菜なのに高くないんですよ!
うらやましい…。

移住者が増えているのも納得。
やはり、「地域の魅力を磨く」ことが大事ですね。
そしてその魅力をたくさんの人に伝えること。

三島村もまだまだこれからですね!

次回はイベントの様子をお届けします!

GO!MISHIMA!!

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。