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こんにちは、晋作です。

とうとう今日から4月。
新年度になりました。

3月は教師の異動に伴い、たくさんの別れがありました。

教師が人口の大きな割合を占める三島村では、住民と深いつながりができます。
仲良くなった先生たちを送り出すのはとても寂しいことです。

竹島では5人の先生たちや村の職員に加え、子供の高校進学に合わせ転出する家庭も。
例年より多い転出者で寂しい気持ちも一段と強いです。

今回はそんな島のお見送りの様子をお伝えします。

 

島民みんなで送別会!

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島の送別会の参加者は、島民みんな。
子供からおじいちゃん、おばあちゃんまでみんなきます。

ちなみに、当然引っ越し業者がいませんので、荷物の積み込みも島民みんなでします。
みんなでバケツリレーをして、船に載せるコンテナに荷物を積み込むんです。

島にいる間、他にもたくさんのことを一緒にやってきました。
島の婦人会のみなさんが作ってくれたご馳走を食べながら、思い出話に花が咲きます。

送別会の最後は、送り出される人が島民みんなで作ったアーチを通っていきます。

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短いけど、島の人の気持ちが凝縮されたアーチ

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みんなの温かい言葉を浴びながら、アーチをくぐってきます。

転出しても、繋がりは続いていきます。
それが象徴されたアーチに見えました。

 

出航前に出発式。

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転出当日。
フェリーが着く前に出発式が行われます。

いよいよ島を離れる時がやってきました。

最後のあいさつでは、涙で言葉に詰まる場面も。

そして、船が出航。

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「ありがとう
さようなら」

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色とりどりの紙テープ。
人口が少ないので一人2つも3つも持ちます。

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みんなが顔見知り。
そんな人口が少ない島だからこそ、想いの詰まったお別れになります。

みなさん、本当にありがとうございました。
またいつでも島に遊びに来てくださいね。

 

船上の辞任式。

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3月30日、三島村のすべての小中学校の辞任式が合同で行われました。
場所は、なんとフェリー三島の船内

先生方、次の学校でも頑張ってくださいね。

 

寂しい別れの次は、新しい出会いが待っています。

春に新しく島にくるのはどんな人たちでしょうか。

お待ちしております。

GO!MISHIMA!!

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。