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こんにちは、晋作です。

先日筍ブランディングの説明会で3つの島をまわっていたときのこと。
全く同じ日程で3つの島を巡っている青年がいました。

彼の名前は羽柴くん。

秘境好きらしく、三島村と十島村に旅に来たんですって。

羽柴くんのブログに載っている三島村・十島村の旅の様子

黒島、竹島ではあまり話すタイミングがなく、最後の島、硫黄島へ。
私たちが宿泊した施設のそばでキャンプしていたので、一緒に夕飯を食べました。

話してみると、この羽柴くん、なんと現役東大生

そういえば、大岩根博士も元東大生でしたね。

よし、対談してもらおう!

ということで話してもらってたんですが、難しすぎて記事にはちょっと…。
宇宙とか11次元?とか…。

なので、別のテーマで対談してもらいました!

 

三島村から東大生を出すには!?

YasudaAuditorium

こうしたら東大にいける!という方法はないでしょうが、子供を持つ身として興味がありまして。

今回は、2人の共通点を探ってみました。

 

1つ目の共通点「身近に東大生がいたこと」。

羽柴くんは父、大岩根博士は兄。

特に東大に受かるための勉強を教えてもらった訳ではないそうです。
でも、いつも一緒にいる人が東大生ということで、東大に対する心の壁が低くなったんじゃないでしょうか。

壁どころか、三島村にいた小・中学生のころは、選択肢として考えたことすらなかったです。

これに対する対応策は、

大岩根さんに島で子供達に触れ合ってもらう!

大岩根さんは自分が東大というのをひけらかしません。

しかし!

ここは一つ、東大ということを高らかに声に出しつつ、フレンドリーにあほっぽく接してもらいましょう!

きっと

僕も(私も)東大、いけるんじゃね?

となるはず!!

そして、これは学歴だけでなく、職業などにも当てはまると思います。
単なる「将来の夢」じゃなくて、「具体的な目標」になれば、実現に近づくでしょう。

 

2つ目の共通点「理解」するには「教える」!

人に教えると自分の理解が深まる。
これは非常によくわかります。

私は以前パソコンインストラクターをしておりましたが、教える立場の方がより理解できます。
(教えられる立場からインストラクターになったので両方の比較から)

羽柴くんがそういった考えになった経緯は、クラスメイトから「教えて」と頼られたこと。
頼られて嬉しい、もっと教えられるようになりたいという気持ちから、勉強を頑張ったそう。
そして理解が深まった。

大岩根さんは「説明をする練習」という勉強法をしていたそうです。

「ちゃんと理解できていることじゃないと説明はできない
理解できていれば暗記も必要ない
説明ができると頭の中で繋がり、忘れにくい。」

また、こんな記事を読んだことがあります。

「子供が勉強をするようになる魔法の言葉」

子供が学校から帰ってきたらこう言うそうです。

「今日学校で教えてもらったことを私にも教えて。」

こうすることで、親にちゃんと教えようと真面目に授業を受けます。
そして教えることで自分の理解も深まるそうです。

「人に教える、説明する」

三島村でも関係なくできることですね。

 

3つ目の共通点「本を読む」

2人とも本をよく読むそうです。
さらに、2人の家族も本が好きとのこと。

東大に入るために小さい頃から受験のための勉強していたかというと、2人ともしていないんですって。

大岩根さんが東大へ行こうと思ったのは23歳の時らしいですしね。

羽柴くんは、小さい頃興味を持ったことの詳しい本をご両親から買ってもらったとか。
そのおかげで、その興味に対して深く追求できたらしいんです。
それからもっと知りたいと図書館に通っていたとのこと。

受験勉強と関係なくても、一つのことに対して深く勉強していく。
それが頭を使うトレーニングになるんですね。結果的に受験勉強も理解が早くなる。

興味のあることを見つけた時に、そのことを深く知るツール「本」を与えてあげる。
自分の好きなことなら進んで勉強するでしょうしね。

三島村では大きな図書館がなく、本の種類が少ないです。
ただ、解決不可能な問題ではないですよね。

「こんな本読みたい!」
と気軽に言えて準備できるような環境があったらいいですね。

 

三島村のデメリット!?

三島村が一般的な学校と違う点はやはり、「生徒数」。
競争相手・比較対象がいないというのはデメリットといえるでしょう。

しかし!

逆に言えば、生徒数が多い学校では実現できない教育もできるはず!

その一つが大岩根さんが提唱する

スーパースクール」!

三島村に「すごい教育ができる学校」を作りたい。
そして子供達にいろんなことを伝えたいといつも語っています。

実現すれば、デメリットどころか全国的にも羨ましがられる環境に!

子供がいる身として、非常に期待しています。

 

子供がいろんなことを体験できて、その中から何かに興味を持って、その興味心をサポートする環境ができれば東大に限らず、様々な方面で活躍できる人材が育つのではないでしょうか。

そんな環境を作っていきましょう!

GO!MISHIMA!!

Author しんさく

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。 2019年~2023年 三島村議会議員 2024年 「竹のいえ」の新事業としてお店の隣に宿をオープン。

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