こんにちは、晋作です。
神社の祭祀(さいし:祭り、祭典)の中で一番大事なのが、「例祭」。
毎年1回行われます。
そして、例祭の前日行われるのが「宵宮祭」という前夜祭。
9月8日は竹島で「宵宮祭」がありました!
聖大名神社の珍しい特徴。
宵宮祭があったのは聖大名神社。
この神社、珍しい特徴が2つあります。
一つは上の写真。
なんだかわかります?
普通、神社って鳥居から階段を登っていきますよね?
神棚のように、神様は高いところに祀るものです。
そうです。
この神社、下りの階段なんです。
「下り宮」といって全国的に珍しい神社です。
もう一つは2年前の宵宮祭の記事に紹介してありました。
昨年は島にいなかったので、2年ぶりの宵宮祭参加です。
宵宮祭。
階段を下ると、もう始まってました。
島民の50%くらい集まってますね。
鹿児島市内より来てくれた宮司さんによって厳かに進められます。
バタバタと準備していったので、半袖半ズボンでいったら、20ヶ所くらい蚊に刺された…。
お神酒や食べ物を奉納して、お清めしてもらい、礼拝します。
その後、みんなで室内へ。
お神酒やジュースで乾杯。
神様に奉納されたありがたいお酒です。
一口いただいて、その後カルピスウォーターをゴクゴク。
相変わらずあんまり飲めません。
その後談笑し、奉納された食べ物をみんなで分けて宵宮祭は終わりました。
宮司さんありがとう。
普段は鹿児島市内にいる宮司さんにお話を聞きました。
三島村にあるいくつかの神社のうち、3つが神社庁の管轄。
ところがどの神社も宮司が不在。
「三島村のためになれば」
と、宮司を兼任してくださっているそう。
例祭は日にちが決まっているため、便数の少ない船での移動が大変です。
竹島が終わったら今度はすぐ黒島へ。
「本当は地元に宮司がいたらいいんだけど」
と言われていました。
「大きな神社でもない限り、職業にするには厳しいから、本職は別にある人がいいね」
と話す宮司さんも、もとはサラリーマンをしながらだったそう。
わたしは信仰心が少ないし、本職もままならないからな~…。
誰かいないかな?
宮司さん、毎年ありがとうございます!
GO!MISHIMA!!