こんにちは、晋作です。

今日は2月3日、節分。

竹島では豆まきをして厄払いをします。

詳しくは2016年にまとめた記事をご覧ください。
これが島の厄払い!離島の節分。

面倒くさいから読みたくない人のために、簡単に説明します。

竹島では厄年や、数え年で一桁目に「7」「9」が来る人は、節分に厄払いをします。
土手の上からお菓子やお金を投げまくって、それをみんなが拾いまくる
というもの。

今年、わたしは数え年で37歳。
嫁は、年齢が出ると怒るのですが、投げる年齢。
島にいないので、こういうときは2人分(の気持ちで)まきます。

毎年特にお知らせもなく巻きたい人が島の中心部の土手からまきます
時間はいつも17時。

ところが。
怪しい雲行き
午後から小雨がぽつぽつと。

今まで節分の日に雨だった記憶がない。

まあこのくらいの小雨なら大丈夫でしょう。
神社にまく前のお参りに行こう。

と、家を出たその瞬間。
ほんとにこれ以上ないタイミングで急に土砂降り

なんてこった。

とりあえず、お参りに。

こま猫に誰かが1円を…。

賽銭をいれてきました。

そして近くの公民館で待機。

すると、小雨になってきました。
ただ、雨のせいか拾う人が少ない…。

雨で中止と思っている人もいるかもしれないので、島内放送でお知らせに。

そして、雨がまた降らないうちに豆まきスタート

みんなで夢中になって拾います。
拾うの楽しいんですよ~。

まく方も楽しい。
「平等にまかなきゃ!」
みたいな変な義務感も出てきます。

お金をまく時、たまに頭に直撃。
心の中で「ごめんなさい!」してます。

そして今年、ミラクルが!

拾ってる最中、島の女の子の手に、カラスの糞が命中!
その直前に厄払いでたくさんまいてたのに!

厄が払えてないのか…、”うん”がついてめでたいのか…。

…GO!OTEARAI!!

Author しんさく

2014年4月、三島村竹島にUターン。 翌年、「NPO法人みしまですよ」を設立し、特産品「大名筍」の生産・商品開発・販売をはじめ、島の学校と協働する「ハマギプロジェクト」や、島暮らしを体験し住民と交流しながら人手不足を補う「村おこしボランティア」の受け入れ、情報発信などに取り組む。 2018年には食料・日用雑貨品を扱う、島に20年ぶりの商店「竹のいえ」をオープン。 2019〜2023年に三島村議会議員を務め、2024年には商店に併設する宿泊施設を開業。

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