こんにちは、晋作です。
10月に開催された“南九州移住ドラフト会議”。
移住ドラフト会議とは
"移住者を受け入れたい地域=「球団」と移住志望者=「選手」と見立てて、地域が移住志望者を指名する"
プロ野球のドラフト会議に見立てた壮大なコント。
ここで三島村が1位指名した金井さんが、先日ご家族で竹島に来てくれました!
竹島と硫黄島に1泊ずつするはずが、悪天候で硫黄島には行けず…。
残念。
竹島だけでしたが、金井さんが島で感じたことを記事にしてくれました。
竹島に行って気づいた5つのこと。揺れて揺れて自分のポジションを見つけることは大切である。
条件や、環境だけで判断するのではなく、”自分がその土地でどう感じたか”もすごく大事。
そんなことが伝わる記事です。
この記事では、島での様子をまとめました!
島の人と、日常を感じてもらう時間。
最初に向かったのは、学校。
先生に「見学したい」と伝えると、なんとジャンベ演奏で歓迎してくれました!
最近では天皇陛下や総理大臣の前で演奏する機会があるなど、他にはない取り組みの1つ。
その後、教頭先生が校内を歩きながら学校について説明してくれました。
“島での教育” は本土とどう違うのか。
子どものいる家庭にとっては大事なポイントです。
大きく違うのはやはり、人数が少ないこと。
今年は先生と生徒の数が同じです。
1人1人に対してじっくり向き合ってもらえ、自主性も身につきます。
スポーツなどはやれることが限られるというデメリットもありますが。
そして、未就学児が通う保育所へ。
現在、竹島の保育所グーミーズに通うのは7人。
人口の10分の1!
保育のための十分なスペースが確保されていないのが課題です。
でも、待機児童もなく、安心して預けられます。
友達が増えてくれたらいいな~。
その後、軽く島内観光。
一通り島を巡った後、港へ。
最近島で流行っている釣りをしながら、出会った島の人と会話。
釣れた魚をいただいて、しかも捌いてもらいました!
よくある島の日常です。
宿泊は民宿。
食事のあと、夜中まで語りました。
島に住むということ
移住を考えて島に来る方を案内することは年に何度かあります。
その時にわたしが大事だなと思うのは、
“楽しんでもらうこと” ではありません。
移住は人生で非常に大きなイベントで、時間的にも経済的にもコストがかかります。
下見で島に来るだけでも大変。
金井さん達は
- 自宅~鹿児島までが9時間
- 鹿児島~竹島のフェリーが3時間
- 竹島~鹿児島のフェリーが8時間
という子連れにはめっちゃ辛い移動をして、来島してくれました。
表面のいいとこだけ見せて
「いいところなので、ぜひ移住してきてくださいね~」
というのは違うと思うのです。
特に、島の環境は特殊。
学校の2クラス分くらいの人口で、全員顔見知り。
そのクラスメイトと楽しく暮らせるかは、すごく重要です。
できるだけ島の人と話してもらおうと意識しました。
判断材料を伝えたうえで、考えて欲しい。
理想は、そこで出てきた不安をサポートしてもらえる人間関係を築いて移住すること。
とはいえ、島に何度も来ることは難しいです。
なので、移住ドラフト会議のようなイベントで先に出会えるのはいい機会。
こういった機会を活かして、移住した人にとっても島にとっても幸せな移住を増やしたいです。
金井さんご家族、三島村まで来てくれてありがとうございました!
硫黄島と黒島もありますし、竹島でもまたお待ちしております!
GO!MISHIMA!!