こんにちは、晋作です。
議会最終日の夜、かかってきた電話に気付かず、かけなおしたら子どもが号泣してました。
父ちゃんとお話しできない
って泣いてたんですって…。
あー、かわいい…。
ということで、3日間の議会が終わりました。
なかなか胃が痛い最終日でした!
一般会計予算、激減。
3日目の議案は、一般会計の予算から。
一般会計は、特別会計以外の会計すべて。
ほとんどの事業や行政運営に関わる予算で、最も重要な議案です。
この一般会計の予算が、コロナの影響で大幅に減りました。
令和2年度 23億4300万円
↓
令和3年度 19億5600万円
3億8700万円、約16.5%も減額…。
厳しい状況ですが、だからこそ意識を変えて、改善できるチャンス。
どちらにしろ今のままでは、存続していけません。
危機感をもって本気で取り組む必要があります。
ただ、行政の考えた予算内容にOKを出すのは議会。
なので、議会の質の向上も必須…!
がんばらなければ。
一般会計の予算に加えて、いくつかの議案がありました。
その中でポイントの1つは、“経費削減” です。
村長の給料アップに反対で、議会中断!?
議案の1つに、村長の給料アップ(5%下げていたので、元に戻す)がありました。
本人も「財源厳しい」と何度も言っている状況ですから、当然疑問を投げかけます。
財源が厳しい状況でなぜ給料アップ?
会計年度任用職員なんて、昇給も退職金もなく、手取りで10万円ちょっと。
村長は1期(4年ごと)に退職金1500万円もありますよね
今まで満額の給料をもらったことはない
職員・他の特別職・議員の給料も減額されていたが、減額なしまで戻した
むしろ議員や他の特別職の給料を下げることも検討する状況じゃ?
もうすぐ選挙で村長が変わるかもしれないので、ひとまず元に戻す
村長が変わっても変わらなくても、その時の状況を見て減額するか増額するか決めたらいいのでは?
努力して増額しても影響が出ないようにする
ここで質疑が終了。
議案の審議の流れは、
議案内容説明 → 質疑 → 討論 → 採決
三島村議会では、“討論” “採決” があってないようなもので、すべて可決されていました。
以前の議会で、「異議あり」を唱えたところ、進行が中断。
「異議あり」という人がいた場合の対応がわからなかったのです。
今回は、“討論” をしてみました。
討論って?
討論:議案に対しての反対派と賛成派が交互に意見を出し合う
発言は1人1回。
どちらかの派が全員討論し終わったり、討論しきったら終了。
といっても、ずっとだれもやってないので、わたしも初めてのこと。
正直、緊張しました。
胃はキリキリ、手汗びっしょり。
反対意見
努力して財源増やせるなら、給料そのままにすれば他のことに使える
答弁の内容すべて、給料アップするための根拠にはなっていない
わたしの反対意見に対して、賛成派の意見は 「ありません」 でした。
そして、採決。
結果は、反対はわたし1人。
採決されました。
ここで、議会が一時中断。
「異議あり」の時のように、進行が分かる人がいなかったため確認。
結果、採決が終わった後ということで、そのまま次の議案へ。
三島村の恥をさらすようなことなので、書きたくない気持ちもあります。
でも、「恥ずかしいレベル」なのを自覚することから始めないと、成長できません。
全国に誇れるくらいになりたい!
議案が可決されて
5%アップしても、全体の予算からすれば割合はごくわずか。
影響は出ないと思います。
でも、意識の問題だと思います。
民間の会社で経営が悪化してるのに、自分の報酬をアップする経営者がいるでしょうか。
危機感をもって、自分事として向き合うこと。
村長だけでなく、職員も議員も住民も、みんなが意識を変えなければ三島村の存続は危ういと思います。
もちろん、わたしも含めて。
他にもいろいろありましたが、議会だよりで報告させていただきます。
できあがったらぜひご覧ください!
GO!MISHIMA!!