こんにちは、晋作です。
2022年9月22日、三島村竹島の聖神社内の集会所が火事で全焼しました。
神社以外の場所や、人的被害はありませんでした。
竹島内の全焼の火事としては約35年ぶり。
消防団に入って、初めての消火活動でした。
火事が発見されたのは午前6時ごろ。
燃えている写真は6時25分なので、発見時にはすでにかなり燃えている状態。
消防分団長の指示のもと、6時半ごろには消防団員6名とOB1名が現場に到着しました。
一番近くの消火栓にホースをつなぎ、消火を開始。

6時45分にはほぼ火が消えました。
ただ、白煙はまだ上がっていたので、消火続行。

7時過ぎには白煙も大方収まり、消火作業終了。
本殿の方にも火が燃え移り、正面の柱などが焼け焦げました。

本殿の前に鎮座する一対の「唐猫」も、少し焦げていました。
その後、10時半ごろ隣の硫黄島から駐在さんがフェリーで、12時半ごろヘリで県警の皆さんが現場検証に来てくださいました。
不審な点がないか調べたり、わたしたちに聞き込みをして、終わったのが午後5時すぎ。
検証の結果、コンセント付近が原因の電気火災ということでした。
この集会所は、伝統行事の際に使われてきました。
ただ、伝統行事も人口減少で存続できなくなってきて、ここ5〜6年は使用するのが年に1度。
コロナが流行してからは、1度も使っていませんでした。
伝統行事を復活、という話はあるものの、残っている情報が少なすぎて進んでいません。
本日、集会所を今後どうするかという話し合いが行われましたが、結論は出ず。
わたしとしては、
伝統を復活することと集会所の再建は切り離せない問題
だと思っています。
もしかしたら、伝統を守るために神様がハッパをかけてくれたのかも…?
話し合いには役場の消防担当も参加してくれたのですが、そこで防災について話すこともできました。
先日大きな台風が来たばかりだったので、現地で課題を共有できたのは意義のある時間だった思います。
火事が起きたことは悲しいことですが、これをプラスに変えていきたいです。
GO !MISHIMA!!