こんにちは、晋作です。

 

9月の議会報告2つ目の一般質問です。

2つ目は、漁業の問題を通して、地域(住民)と行政の連携について発言。

 

議会の後、連携して漁業を盛り上げるため行った活動も合わせて報告します。

 

 

質問した目的!

質問した目的、意図は、

住民と行政、もっと連携しましょう!

ということ。

 

今回は漁業を具体的な事例としました。

 

地域と行政、漁業を盛り上げる(収入を増やす)という目的は同じ。

ただ、現場の漁師が課題にしていることと、役場が計画する事業がかみ合いません

これは漁業だけでなく、多くの事業で。

 

三島村は規模が小さいので、関係者といってもかなりの少人数。

話し合いをすれば、把握することは難しくありません。

が、役場が島でなく本土にあるのは、大きな弊害を生んでいると感じますね…。

 

せっかく取り組むなら、ちゃんと成果がでるように連携取りましょう! っていうのが主旨です。

 

 

現場の課題、把握できてる??

三島村には漁業で生計を立てている人がいません

 

2015年に村が計画した第1期の総合戦略には、

専業漁師を1世帯育てる

という項目があり、そのために漁師を目指す方が転入してきました。

 

しかしうまくいかず、その方は転出

新しくつくられた第2期の計画では、全体の売上増加が目標に。

 

目標を修正することはいいと思います。

でも、うまくいかなかった第1期の問題点と、それを踏まえた改善案は必要。

まず問題点を把握できていたか尋ねました。

 

最終的に返ってきたのは

「事情はそれぞれなので」

的な答弁。

(議会だよりが公開されたらご覧ください)

 

現場の課題を一緒に解決し、一緒に目的に向かう連携体制が必要です。

 

 

実際の課題は?

じゃあ今ある課題はなんでしょう?

 

竹島では漁師が増え、漁業が活気づいてきています!

それにともなって、課題も出てきています。

 

  • 漁に使う氷が足りない
  • 大漁したときに魚を保管する場所が足りない
    (フェリーが週4便ですぐに出荷できないので、保管する必要がある)
  • 漁船の係留場所が足りない

など。

 

これらはわたしや漁師さんたちから要望済の課題。

 

問題はこういった課題と、行政が計画する事業が別々になってること。

日頃からの情報共有、事業計画するときに考慮すべき現場の声が足りてないです。

そこを改善してほしい、と訴えました。

 

 

地域と行政の話し合いの場、開催!

「連携してください」

で、できればもうやってますよね。

 

とういことで先日、竹島の漁業関係者と行政の担当者で話し合いをする場を設けました。

担当者さんが県の職員さんもつれてきてくれました。

ちゃんと集まって話すのは、おそらく初めてじゃないかな?

 

十分な話はできませんでしたが、課題を共有して、今後の改善点もでてきました。

次回は島内で必要なことを話す予定です。

関係者でLINEグループもつくり、少しずつ情報共有も始まりました。

 

具体的な話になると漁業の知識がないわたしは役に立たないので、サポートをしていきたいです。

やれることを、ひとつずつ!

GO!MISHIMA!!

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。