おはようございます、尚です。
先日公開して、既に多くの方から反響をいただいているプロモーション映像。
ちょっとだけ裏話とか、作りながら感じていたことを紹介させてください。
今回映像を作ってくださったのは、MoveEmotions株式会社。
撮影に来てくれたのは、まずはMove Emotions のシネマトグラファー中川徹哉さんと、
フリーランスのカメラマンWattさんこと渡辺隆彦さん。
地上部隊として、7月に1名でロケハン&撮影9日間、10月に2名で9日間撮影。60時間(だったっけ)、3TB にもおよぶ撮影クリップを撮って帰ってくださいました。
僕も一部だけ撮影に同行させてもらったのですが、本当に情熱をもって取り組んでいただきました!昼間ずっと撮影してるのに夜は夜で星空を撮りにゆき、帰ってきたら撮影した映像をチェックし、、と、長期にわたる撮影旅行にもかかわらず、こちらが申し訳なくなるくらい寝ずに仕事してくださいました。
その成果として島々の本当に美しい瞬間をたくさん切り取ってくださってますし、長期撮影で地元にも溶け込んでくれたからこその島の人々のやらかい表情も撮れています。また最後の星空に至っては、硫黄岳の火映や、気づきましたか?なんと流星爆発も写っているんです、これ奇跡!!
一方の空撮はバードビューかごしまと、エア・フィールドのお二人です。10月に2名で2日間撮影に入ってもらいました。
日頃の行いが良いせいか(笑)天気は最高!!理想の飛行ルートになるまで何度も、場所によっては10回くらいも撮り直しをしてもらい、おかげで最高のクリップが撮れています。時間の都合上泣く泣くカットした、空撮ならではの迫力の映像クリップ、ちょっとだけ写真で紹介させてください。
大迫力のカルデラ壁、からの、
硫黄島の恋人岬と、屋久島や口永良部島。
編集に関しても、3つの島を巡るストーリーがスムーズにつながるように、何度も何度もやり直してもらいました。映像作品として少しずつ整えられるとだんだん伝えたいことが伝わるようになってきたのですが、新しい試作映像が送られてくるたびにどんどん感動がましてきて、チェックするたびに涙がでるほどになっていました。最終的にはクリップ切りかえのコンマ数秒の微妙なタイミングにも気を配って調整してもらい、おかげで最高のものができたと、自信を持って言えます。やっとのことで、2月中旬に完成しました。
今回の映像は、ジオパーク的に言うと三島村の「ジオ」と「エコ」と「ヒト」の繋がりを感じる映像に仕上がっています。
ジオ:火山、温泉、岩肌などの地球
エコ:魚、クジャク、カニ、牛、竹、コケ、ハラン、松などの生態系
ヒト:花火づくり、素潜り、踊り、筍とり、団子づくり、畜産などの人の営み
一つの音楽の中でジオとエコとヒトとがつながっていて、この映像を通して「地球に生きる」ということを感じてもらえたらと思います。
地上も空撮も、4K撮影なので、ぜひ高画質で見ていただきたいです!
さて、というわけで改めてどうぞ!
GO!MISHIMA!!