こんにちは、晋作です。
早いものであっという間に3月。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、といいますからね。
あっという間に今年度も終わりそうです。
2月は逃げられたので、1月末のおめでたいニュースを今ごろ書きます。
1月31日、硫黄島地区会が「地球市民賞」を受賞しました!!
アフリカの太鼓「ジャンベ」を通じて国際交流・地域活性化に取り組んできたことが評価されたそうです!
すごい!
地球市民賞って!?
地球市民賞ってどんな賞なんでしょう?
公式ホームページによると、
「地球市民賞は1985年に創設され、全国各地で国際文化交流活動を通じて、
日本と海外の市民同士の結びつきや連携を深め、
互いの知恵やアイディア、情報を交換し、ともに考える団体を応援します。」
とのこと。
正式名称は「国際交流基金地球市民賞」。
受賞団体には「正賞(賞状)ならびに副賞(200万円)を贈呈」されるそうです。
お~。
賞金もあるんだ!
硫黄島地区会のジャンベの活動に充てられるんでしょうね。
硫黄島でジャンベを盛り上げてる人たちは予算もない中がんばってるのでこれは大きいですね。
ほんとうにおめでたい!!
三島村とジャンベ、20年の歴史。
三島村とジャンベのかかわりはかれこれ20年以上。
1994年、三島村へやってきたアフリカ・ギニアの「ジャンベの神様」ママディ・ケイタさん。
「小さな村のこどもたちと交流したい」
という想いから交流が始まりました。
当時、わたしは小学6年生。
硫黄島で太鼓の練習をし、岡山、広島、奄美大島とコンサートをしてまわったのを覚えています。
懐かしい~。
2004年にはアジア初の「ジャンベスクール」が硫黄島に開校!
毎年留学生を受け入れています。
今回受賞したのは「硫黄島地区会」ですが、中でも島の有志で結成された「あ・ぼ~ら」が活動の中心。
港に船が来るたびに太鼓でお出迎えしたり、島内でジャンベ体験教室もしています。
島外でも毎年ジャンベのライブを開催していて、いつもすごい盛り上がり!
生で聴く迫力がハンパじゃない。第6回 三島村ジャンベフェスティバル!!
竹島・黒島もジャンベスクールの徳田校長が来島して、こどもたちに教えてくれています。
行事ではこどもたちの元気な演奏が鳴り響いてます!
大人はというと、竹島・黒島はたまーにやるくらいですね…。
20年間やり続けているのはすごい。
硫黄島の大きな魅力の1つですね。
授賞に対して感じた違和感。
この授賞の写真を見せてもらった時、感じた違和感。
硫黄島に住んでジャンベ叩いている人が1人も写ってないんです。
もちろん、写っている人たちは大きく関わっています。
「音楽は国境を超える」
といいますが、ジャンベによって島外、県外にもつながりができています。
そういった人たちの協力は不可欠で、大きな存在です。
三島村に住んでいないのにほんとうに親身になって協力してくれます。
ただ、中心はやはり現場でがんばってる人。
離島でスケジュール調整などの問題はあるにしろ、一番授賞されるべき人たちがいないのはなんだか違和感。
先日観光協会ができましたが、わたしも含めて観光に携わってる島民が新聞記事で設立を知るということもありました。
やっぱり現地に役場がないことの弊害かなーって思ったりもします。
こんな名誉な賞をもらえる魅力があるんです。
それを活かすために住民とか行政っていう立場を超えて、一緒にがんばっていける体制が必要ですね。
人口が少ないからこそ乗り越えられれば、どこよりも素晴らしい地域になると思います!
そうなれるようにわたしもがんばります!
GO!MISHIMA!!