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こんにちは、晋作です。

新プロジェクト「大名豚」、問題が発生しました。

大名豚プロジェクトについてはこちら
人口80人の離島の新しい挑戦、始動!!

問題が起きたのは、クラウドファンディング開始後。

「豚飼うの!?」

的な役場からの連絡。
もちろん数ヶ月前から伝えていたのですが…。
伝達不足や、そもそも伝えていなかった三島村の他の島からの意見があったようです。

4月13日に鹿児島市にある役場で緊急会議が行われることに。

明らかな嫌味を言うお偉いさんもいましたが、問題点はこんな感じ。

  • 伝染病の問題
  • 臭いや環境汚染に伴う周囲への理解
  • 獣医
  • 埋葬地
  • 屠畜(豚を肉にするときの処理)
  • 飼育者

三島村は牛の畜産が盛ん。
役場は少ない人数で多くの業務をこなしているため、獣医を含め豚のプロジェクトへのサポートはできない
それに豚は病気が心配で、臭いがすごいのが懸念とのこと。

ただ、それは密集率のものすごく高い豚舎で飼う場合の話で…。
放牧豚を飼っている農家さんにアドバイスをもらいながら進めていますが、全然環境が違うのです。

しかも、飼うのはテスト的にまず3頭だけなんですが…。

しかし、会議の中で指摘されたのですが、まだ自分の目で現場を見ていない
確かにそれは大事なこと。

計画の中に視察はあったのですが、悠長なことは言ってられない!

さっそく会議後からアポ取り開始!

2日後の15日に放牧豚の農家さんの視察へ行ってきました!!

 

 

視察先の農家さん探し!

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まずは県内の農家さんをあたったんですが、見学は第1月曜のみ。
そもそも放牧飼育しているのが県内に1件だけっぽい。

次に、熊本の竹林で放牧している農家さん。
電話が繋がらない…。

今の時期島外には頻繁に出れないので、このタイミングで行きたい。
そんなに遠くにはいけないので、宮崎を探す。

そして見つけたのが九州ブランド株式会社さんのホームページ。
その中には宮崎の放牧豚の商品が!

さっそく電話したところ、

「鹿児島の島から電話してくれたの!?わざわざありがとう!!
その農家さんなら仲が良いから連絡してみるよ!」

との言葉。
少し傷ついていた心に、温かい言葉が沁みました…。

その日のうちに紹介していただき、すぐに連絡。
その農家さんは松田省吾さん

「見学?いつでもいいよ!」

「明日はいかがでしょうか!?」

「いいよ!」

決定。

ステキすぎます。

ということで、視察先を見つけることができました!

 

 

宮崎県「日向新しき村」へ!

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視察へ行ったのは宮崎の児湯郡にある「日向新しき村」。

鹿児島市内から約3時間。
竹島まで行くのと同じ!

目的地に近くづくと水と緑に囲まれたきれいな土地。

道はどんどん細くなっていきます。

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すぐ横は崖!

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山道は島で慣れてるとはいえ、初めての場所ということもありちょっと不安。

そして道を抜けると…!

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着きました!

日向新しき村!

今年で99年目を迎えるこの村。
創始者は武者小路実篤という方。
文化勲章や名誉都民を受賞した小説や詩や絵をかく人だったそうです。

現在本部は埼玉に移ったそうですが、創設地のこの場所にも今でも3名の方が住まれているんだとか!

そのうちの1人が松田省吾さん。

いったいどんな方で、どんな豚の飼育をしているのでしょうか。

後編に続きます!
大名豚プロジェクト「放牧豚の視察」 後編 ~松田省吾さんの放牧豚~

GO!KOHEN!!

Author しんさく

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。 2019年~2023年 三島村議会議員 2024年 「竹のいえ」の新事業としてお店の隣に宿をオープン。

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