【令和4年 第1回三島村議会】三島村、給食費無償化へ。

こんにちは、晋作です。

悩みというか、迷いがありまして、3月の議会報告がだいぶ、だいーぶ遅くなりました。

 

それは「このブログで議会のことを発信することが、三島村にプラスになるのかな〜」ということです。

 

議員なので、行政と「対立」の立場ではありますが、「敵対」関係になる必要はないですよね。

行政も議員も目的は「地域をよくすること」。

ガンガン行政に指摘すれば、議員としては仕事してる感は出ますけどね。

結果として三島村がよくならなければ意味がないです。

と言っても、馴れ合って「なあなあ」になるのは論外ですが。

 

衝突じゃなく「三島村をよくするため」に…

議会でどう伝えるか。

議会であったことをどう伝えるか。

 

悩ましいです。

 

今回なかなか報告できなかったのは、3月議会報告のメインが村長の「公約」に関することだったから。

否定したいわけではなく、もっといい方法があるんじゃないか?という意図で発言しました。

悩みましたが、伝え方は気をつけながら、発信は続けようと思います。

 

 

給食費、無償化!

三島村では2022年度から小中学校の給食費が無償化されました。

これは村長が2021年の11月にあった村長選挙で掲げられた公約です。

 

子育て支援は明石市の施策が注目を集めていますね。

三島村にとっても、子育てしやすい環境づくりは非常に大事です。

ですので、方向性としては大賛成

無償化に対して全否定したいわけではありません。

 

議論したかったのは、

三島村での子育てに必要な支援は、給食費の無償化なのか?

ということ。

 

この事業に必要な予算は、毎年約300万円

全体から見ると、小さな額かもしれません。

でも、毎年300万円の予算があれば、できることはたくさんあります。

だからこそ、使い道は真剣に考えなければなりません。

 

 

問題だと感じた3つのこと

三島村の学校における留学生の割合

三島村の児童生徒の約3割はしおかぜ留学生です。

しおかぜ留学は三島村になくてはならない制度です。

ですが、多くの税金が使われていることも事実。

そこにさらに給食費無償化の対象にするべきなのか…。

さらに約3割が学校の先生の子ども

「三島村に住んで子育てしたい」と思ってもらうための政策としては、効果のある対象が限られるのでは…と思いました。

 

課題は現場にある

島で子育てしていて、何に困っているか。

それを当事者に聞いて欲しかったです。

その上で、その課題をどうするか。

「他の自治体がやっているから」ではなく、現場にある課題を解決するためにみんなで動きたい。

公約を考える前に、各島の子育て世代と対話の時間をもって欲しかったですね。

 

お金のこと

あとは財源の問題

ここ数年毎年予算が減ってきている三島村。

その中で一般財源、つまり村として自由に使えるお金を毎年300万円使うことが、本当に妥当なのか。

 

そんな問題点を感じたので、かなりやり合ったのが3月議会でした。

 

 

三島村、子育てにすっごくいいよ!

結果的に無償化となりましたので、切り替えてPRします!

三島村は

  • 保育料 無料!!

    (所得制限や1人目、2人目などの制限もなし!!

     ただし!竹島は保育士不在で休園中…(T_T))

  • 中学生までの医療費 無料!!

    (非課税世帯は高校生まで無料!!)

  • 小中学生の給食費 無料!!

あと、

  • 近所の人がとても子どもを可愛がってくれる!

  • みんな顔見知りなので安心!

  • 先生1人に対して1人とか2人で授業受けられる!

  • 運動会の出番が多い!

  • 子どもとの時間がたくさん取れる!

などなど、子育てに良い場所ですよ〜!

 

島で一緒にのびのび子育てしましょ〜!

GO !MISHIMA!!

離島ブロガー晋作

About 離島ブロガー晋作

三島村の竹島に2014年4月にUターンして、妻と息子と娘の4人暮らし。 2015年4月に「NPO法人みしまですよ」を設立。 村の特産品「大名筍」のブランディングをはじめ、観光・特産品開発販売・情報発信で村を盛り上げる活動をしている。 2018年4月、竹島に20年ぶりとなる商店「竹のいえ」をオープン。